火星の土壌はハワイと類似、探査車のエックス線解析で判明
ロイター 10月31日(水)10時50分配信
[ケープカナベラル(米フロリダ州) 30日 ロイター] 米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「キュリオシティー」による調査で、火星の土壌にハワイの火山砂と極めて類似した点があることが分かった。NASAが30日、記者会見で明らかにした。
【写真】火星から届いた写真
キュリオシティーは地球外で初めてとなるエックス線を使った解析を実施。火星の土壌に含まれる結晶の原子構造を調べた結果、火星の砂粒には、ハワイのような地球上の火山帯地域にある、玄武岩質の土壌に似た結晶が含まれていることが分かった。
科学者らは今回得られた情報を参考に、火星にかつて生物が存在し得たかどうかなどを調べる方針。
キュリオシティーは今年8月、火星の赤道付近にあるクレーターに着陸。来年には約5キロ離れた「シャープ山」まで進み、火星上で生命のもととなる有機物などを探す。