韓国の国民的人気歌手、日本デビュー チャン・ユンジョン 「うそつき太陽」
2012.10.31 13:18 (1/2ページ)[韓流スター]
日本デビューを果たした韓国のトロット女王、チャン・ユンジョン=10月6日、韓国・首都ソウルの世宋文化会館(兼松康撮影)
韓国の歌謡曲、トロットを歌う国民的人気歌手、チャン・ユンジョン(32)が「うそつき太陽」で日本デビューを果たした。韓国国内の「今年を輝か せた10大歌手」ランキングで5年連続トップ5入りするほどの人気。日本デビューを前に、韓国国内では「限られた人しか立てない」とされる世宋文化会館 (ソウル)でコンサートを開催し大喝采を浴びた。日本でも同様の喝采を浴びる歌手となれるか。
「日本ではまずは歌謡曲歌手。新しいジャンルに挑む意欲は満々だけど最初から急いで食べると胃もたれするでしょ」
ちゃめっ気たっぷりにこう話す。日本デビューにあたって「欲はない」ともいう。なぜなら「今の地位を守るためなら日本進出など考えない」からだ。
そう話すのもうなずける。韓国での人気は絶大で、しかもコンサート会場には10代から80代までが詰めかけるほどファン層も幅広い。「今年を輝かせた10大歌手」でほかに5年連続トップ5入りしたのは少女時代しかおらず、その人気ぶりが分かる。
トロットあり、ダンス曲あり
「10代から80代までが一緒に見るコンサートはあまりない。すべての人が一緒に楽しめる曲を用意しました」と観客に呼びかけた。確かにトロットあり、ダンスを交えた曲もありと、韓国トロット歌手の女王と呼ぶにふさわしい。
日本の曲については「まだあまり知らない。これから勉強する」と話すが、その融和性も高そう。この日のコンサートで、ナム・ジン(66)とのデュエットを披露したように、日本の歌謡曲界でデュエットがあってもおかしくない。
コンサートはトークでも観客を沸かせた。自分より上の世代の男性客に対して「お父さんたち、怒ってないですよね? 私をにらんでないで、目が合ったら笑っ てください」などと話し、笑わせる。日本では言葉の壁もあるが、このキャラクターが浸透すれば、ますますその魅力を伝えることができそうだ。
「10年後、20年後に(CDを)聴いてもライブで聴くのと変わらないように」と自己管理を徹底する。その真摯さと人物像に、どれだけの日本人が心を動かされるか、実に楽しみだ。(兼松康、写真も/SANKEI EXPRESS)
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■Jang Yoon Jeong 1980年2月16日、韓国忠清北道忠州市出身。ソウル芸術大学放送芸能科(演技専攻)卒。99年のガンビョン歌謡祭 で大賞受賞。2004年、シングル「オモナ」でデビュー。この曲が大ヒットし、この年の各音楽賞を総なめ。低迷していたトロット界に“ルネサンス”をもた らしたと絶賛された。ドラマ挿入歌だった「約束」は、日本でもカバーされるなど話題。