米小学校で銃乱射、26人殺害 子供20人犠牲、容疑者死亡 コネティカット州
2012.12.15 09:16 (1/2ページ)[米国]
14日、乱射事件が起きた小学校の外をパトロールする警官=米コネティカット州ニュータウン(ロイター)
米東部コネティカット州ニュータウンのサンディフック小学校で14日朝(日本時間14日深夜)、男が校舎内で銃を乱射し、5~10歳の子供20人を含む26人を殺害した。警察は校舎内で男が死亡しているのを発見した。自殺とみられる。
米国で起きた近年の乱射事件としては、2007年に南部バージニア州のバージニア工科大で32人が殺害された惨事に次ぐ規模。今回は子供20人が射殺されるという前例のない事件で、銃社会の問題点をあらためて示した。
オバマ大統領はホワイトハウスで14日、声明を発表し「胸が張り裂ける思いだ」と表明。再発防止に向け行動を起こすと表明した。
ニューヨークの日本総領事館によると、日本人が死傷したとの情報は入っていない。
米主要メディアによると、乱射した疑いが持たれているのはアダム・ランザ容疑者(20)。同容疑者の母親はサンディフック小学校の教員。捜査当局者によると、同容疑者は自宅で母親を殺害した後、母親の車で小学校に向かい、26人を射殺したという。
ランザ容疑者はニュータウンの高校で学んだとされる。動機は明らかになっていない。小学校などから拳銃2丁とライフル1丁が発見された。当局者は、容疑者の恋人ら2人が行方不明になっているとしている。
サンディフック小学校はニューヨーク市の北東約100キロにある。目撃者の友人の女性によると、同容疑者は覆面をしており、校長に発砲したと話した。
NBCテレビの取材に答えた女児は、大きな音がして子供たちが泣き始め、教師が近くの事務室に避難させたと話した。
米国では、コロラド州のコロンバイン高校で1999年4月、生徒ら13人が射殺される事件が発生。2005年3月にはミネソタ州の高校などで男子生徒が9人を銃殺した事件が起きている。(共同)