【ニューヨーク=杉本貴司】トヨタ自動車は、米ユタ州で2010年11月に中型車「カムリ」の運転中に2人が死亡した事故に関する損害賠償訴訟で、遺族側と和解した。和解金額は明らかにしていない。遺族側はトヨタ車の構造に欠陥があると主張。後に米当局の調査で欠陥はないことが証明されたが、トヨタは訴訟の長期化によるイメージ低下をさけるため和解に応じた。
訴訟の争点となったのがトヨタ車の「電子スロットル」と呼ぶ電子制御エンジン制御技術だ。遺族側はこれに欠陥があるため予期しない急加速が起きたため死亡事故につながったと主張。だが昨年までに、米科学アカデミーや米高速道路交通安全局(NHTSA)が結果「問題なし」の判定を出している。トヨタは今回、車両に欠陥はないという立場をとったまま合意に応じた。
「急加速問題」については米国内で数百件の訴訟が起きており、集団訴訟として審理されている。今回の案件は先行審理される代表ケースとされ、集団訴訟への影響が大きいとみられる。トヨタはすでに投資家やユーザーとの訴訟でも「過失はない」との立場で和解しており、2009~10年に米国内で社会問題化した大規模リコール(回収・無償修理)に関する一連の訴訟が終結に向かう。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGN1901W_Z10C13A1000000/?dg=1
トヨタ車は問題にゃかったのにゃ

え?問題あるのは?