中国のレーダー照射を「確信」=日本側の説明受け―米
時事通信 2月12日(火)6時42分配信
【ワシントン時事】米国務省のヌーランド報道官は11日の記者会見で、中国艦船による海上自衛隊護衛艦に対する射撃用レーダー照射があったことを「確信している」と表明した。その上で、米政府の「懸念」を中国側に伝えたことを明らかにした。
報道官は、日本からレーダー照射事件に関する説明を受けたと述べた上で、「それが起きたことを確信している」と明言した。また、「すべての当事者に対して(東アジア地域の)緊張を高め、誤算に至るような行動を回避するよう改めて促す」と指摘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130212-00000012-jij-n_ame
Victoria Nuland
Spokesperson
Daily Press Briefing
Washington, DC
February 11, 2013
http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2013/02/204000.htm
QUESTION: Yeah. Since the radar lock-on issue occurred between the Chinese ship locking on its fire-controlled radar on the Japanese ship, the Chinese Government response has been that they – it is a part of a so-called propaganda war by Japan– that they did not do this, and that in fact their ship had its – was locked onto their Chinese ship. They also apparently released some elaborate evidence of this, which seems to be a forgery.
My question is: The Japanese Government has said this is completely inappropriate and is demanding an apology. What is the position of the U.S. on this?
MS. NULAND: Well, with regard to the incident, we were briefed by our Japanese allies on the incident and we’ve satisfied ourselves that it does appear to have happened. As you know, I said at the time that we have been quite clear about our concern with regard to this with our Chinese interlocutors.
QUESTION: Well, earlier, if I can follow up, earlier, Secretary Clinton issued a kind of a warning, saying that the Chinese side should do nothing to hamper or to undermine the Japanese administration of the Senkakus. Does this warning carry over now to the Secretary Kerry’s time in office?
MS. NULAND: It does indeed, and let me say it again: We urge all parties to avoid actions that could raise tensions or result in miscalculation that would undermine peace, security, and economic growth of this vital part of the world.
Thank you. Are we all set? Wow, great for a Monday.
(The briefing was concluded at 1:29 p.m.)
レーダー照射の中国軍、米国にも矛先か 編集委員 秋田浩之
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2013/2/12 7:00
中国が尖閣諸島をめぐって日本に揺さぶりをかけるとき、その視線の先にはいつも米国の姿がある。中国軍による、海上自衛隊の護衛艦への火器管制レーダー照射事件でも同じことだ。
「米国は(アジア太平洋)地域の安全のため、あらゆる努力を払う。そのことを中国指導部に言っておきたい」
米国のパネッタ国防長官は2月6日、ワシントン市内で講演し、異例の強さで中国に警告した。念頭にあるのはもちろん、レーダー照射事件だ。
パネッタ氏はこの中で「他国を威嚇したり、さらなる領土を求めて領有権問題を起こしたりすべきではない」と批判した。
■中国から挑戦状を突きつけられた気分に
米国は尖閣が日中のどちらに属しているか、中立を保っている。だが、この発言は日本による実効支配を、米政府として支持する立場を明示したにひとしい。
パネッタ氏はクリントン政権当時に大統領首席補佐官を務め、「きわめて洗練された政治家」(米政界関係者)として知られる。自分の感情に任せて、しゃべるような人物ではない。
米国は日中の尖閣対立に巻き込まれ、米中の軍事緊張が高まるのは望んでいない。だから、対話による解決を日中双方に求めてきた。
しかし、さすがに今回のレーダー照射事件は、米国の「許容範囲」を超えると受け止めている。
レーダー照射が衝突を招きかねない、危険な行為であるということだけが理由ではない。米政府はおそらく、中国軍から「挑戦状」を突きつけられたような気分になっているのだろう。
理由は1月18日の日米外相会談にある。
「日本の施政権を害そうとする、いかなる一方的な行為にも反対する」。クリントン国務長官は会談後の共同記者会見で、こう中国に警告した。尖閣問題について、米国の立場をかなり日本寄りにもっていった発言だった。
ここまで踏み込むことについては、米政権内でも事前に慎重論があった。それでも中国に自制を促すため、最終的にクリントン氏の判断で発言することになった。
ところが、中国軍から返ってきたのは自制どころか、新たな挑発。米国のメンツは丸つぶれになった。
レーダー照射事件が起きたのは、クリントン発言の約10日後の1月30日。しかも、発言翌日の19日にも、レーダー照射が行われていた疑いが出てきた。
中国は自分たちの警告を完全に無視した――。米政府はこう怒り、今回の事件について中国政府に直接、説明を求めているという(2月7日、日経新聞夕刊)
これに先立ち、水面下では米中の対立は激しさを増していた。
「昨年12月に中国機が尖閣領空を侵犯して以来、米政府は従来より強い表現で、中国に自制を迫るようになった。それに対し、中国側も反発を強めていた」
両国のやり取りに詳しい複数の外交筋はこう打ち明ける。
■最大の焦点は「どのレベルの指示だったか」
すでに1月前半から、尖閣周辺における米中両軍の神経戦が強まっていた可能性もある。米軍は1月10日から空中警戒管制機(AWACS)を尖閣周辺に投入し、警戒を強めていたとされる(2月6日、朝日新聞朝刊)
中国軍は日本の自衛隊への威嚇を強めることによって、米軍の介入をけん制できると思っているのかもしれない。
やはり最大の焦点は、中国のどのレベルの指示によって、そうした挑発が加速しているのかだ。
レーダー照射は中国軍の現場の行動なのか。それとも軍制服組トップ、あるいは党首脳も黙認しているのか。それによって、日米が次にとるべき対策は、大きく違ってくる。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0800C_Y3A200C1000000/?dg=1
「米も懸念共有」 照射「確信」発言で菅官房長官
2013.2.12 11:28
菅義偉官房長官は12日午前の記者会見で、中国海軍艦船による海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射に関する米国務省報道官の「(照射があったと)確信している」との発言を「不測の事態を招きかねない危険な行為だという懸念を共有してくれている」と歓迎した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130212/plc13021211290006-n1.htm
日米首脳会談も近いし、次は何を仕掛けてくるかな。