町田市、朝鮮学校への防犯ブザー配布取りやめ 「社会情勢考慮し、市民への説明つかず」
2013.4.5 16:47東京都町田市の教育委員会が市内の小学校の新入生に配っている防犯ブザーについて、市内の朝鮮学校への平成25年度分の配布をやめる決定をしていたことが5日、市教委などへの取材で分かった。理由について、市教委は北朝鮮のミサイル発射や核実験などで日朝関係が緊張していることを挙げ、「社会情勢を考え、市民への説明がつかない」としている。
同市によると、防犯ブザーの配布は16年度から開始。市立小の1年生には無条件に、私立小からは希望があった場合、配っている。市内で唯一の朝鮮学校である「西東京朝鮮第二幼初級学校」に関しても希望に応じ、配布してきた。
25年度分については、同校から3月上旬、45個の配布希望があったが、市教委は同月28日に学校を訪れ、「社会情勢と市民感情に照らし、今回は配布できない」と説明したという。
市教委の決定に対し、西東京朝鮮第二幼初級学校は「子供の安全のための防犯ブザーなので政治的な問題を絡めず、配布してほしい」と話す。今後の対応について、市教委は「再度検討する」としている。
拉致被害者の支援組織「救う会」の西岡力会長は「朝鮮学校は金日成(キム・イルソン)思想に基づく政治教育をする各種学校で、拉致問題も正しく教えていない。北朝鮮が日本に対し、軍事的な挑発を繰り返している中、一般の小学校と同じような優遇措置をとるべきではない」と指摘している。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130405/kor13040516480005-n1.htm