全裸で歩き回る20代女性を撮影、SNSにアップ /木浦
女性は精神状態を考慮し立件見送り
撮影者は肖像権侵害などでの処罰を検討
全裸で市街地を歩き回る20代の女性を目撃した市民が、これを阻止するどころか、写真や動画を撮影し、
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にアップしていたとして、批判が巻き起こっている。
今月4日午前11時ごろ、全羅南道木浦市上洞の繁華街で、20代半ばの女性が全裸で歩き回っているとの通報が、
木浦警察署下塘派出所(日本の交番に相当)に寄せられた。
この女性は十数分にわたり、市民と目も合わせず「神様が私を捨てた」と独り言をつぶやきながら1キロほど歩き回っていたという。
また通報者によると、女性は独り言をつぶやきながら、時折涙を流して絶叫していたという。
だが、目撃した市民の多くは通報しようとせず、女性の後を追って、全裸の姿を携帯電話のカメラで撮影していたことが分かった。
4日から5日にかけ、この女性が歩いていた通り沿いやその反対側、または車の中から撮影された写真や動画がSNSなどにアップされた。
警察は女性を発見した後、近くの店で購入した下着を女性に着せ、警察官のレインコートで体を覆い、派出所に連行した。
連絡を受け駆け付けた家族は「大学に通っている娘だが、カルト宗教にはまり、ソウルに行くと言って家出した後、
精神に異常をきたしたようだ」と説明し、病院に連れていった。警察は「女性については精神状態を考慮し、
公然わいせつ容疑での立件を見送ったが、女性の写真や動画を撮影し、
SNSにアップした者については、肖像権侵害や名誉毀損(きそん)などの容疑で処罰が可能かどうか検討していく」と説明した。