座礁中国船にセンザンコウ10トン、比から密輸か
2013.4.15 22:56 [アジア・オセアニア]フィリピン南西部スルー海の世界遺産「ツバタハリーフ」で8日に座礁した中国漁船にアリクイに似たセンザンコウとみられる冷凍肉10トン以上が隠されていたことが15日、分かった。フィリピン沿岸警備隊が地元メディアに明らかにした。
地元メディアによると、センザンコウの一種は、フィリピン南西部パラワン島にも生息している。沿岸警備隊は、パラワンから密輸出しようとした疑いもあるとみて、拘束している中国福建省出身とみられる12人=贈賄申し込みなどの容疑で訴追=を調べている。
沿岸警備隊によると、冷凍肉は1箱25~30キロに小分けされ、計約400箱に詰められていた。漁獲物は見つかっていない。
センザンコウは、ワシントン条約で国際取引が規制されている。ただ中国広東省などでは、今も肉は食用として、甲羅は薬として闇取引されているという。(共同)