【産経抄】
4月19日2013.4.19 03:13 [産経抄]
平成11年に来日し、日本語で小説を書くイラン人の女性作家、シリン・ネザマフィさんの一番の好物はみそラーメンだ。「炙(あぶ)りチャーシューが麺の上でギラギラ光り、ネギがたっぷりのった麺にメンマともやしが絡み、器の端っこで残酷にも真っ二つに切断された半熟卵がスープに浮き沈む」。あるエッセーでの描写は、今にも匂いが立ち上ってきそうだ。
▼世界各地で、日本発のラーメン店の開店が相次いでいる。なかでも、タイでのブームはすさまじい。日本を訪れるタイ人観光客の多くがお目当てにしているのも、横浜市にある新横浜ラーメン博物館だ。
▼「外国人観光客が日本で見聞し、味わいたいのは、人々の普段着の生活だ」。早くから「観光立国」の提唱者だった、歴史学者の木村尚三郎さんが語っていた。確かにラーメンは、よそゆきではない日本の食文化の最たるものだ。ラーメンに限らない。真冬でも流しそうめんを出して、喜ばれているホテルもあると聞く。
▼そんなタイ人観光客に朗報だ。マレーシア、インドネシアを加えた東南アジア3カ国からの旅行客のビザ取得免除を柱とする提言案を、自民党がまとめた。尖閣諸島の問題をきっかけに激減した中国人観光客にかわって、アジア各国で急増する中間層を呼び込もうというのだ。
▼木村さんが「観光立国元年」を宣言した30年前、160万人程度にすぎなかった訪日観光客は、昨年837万人を記録した。提言案では、これを年内に1000万、来年以降2000万人達成を目標としている。まさに、アベノミクスの成長戦略にふさわしい。
▼ただ、世界一のフランスは、毎年自国の人口を上回る約7000万人を受け入れている。「観光大国」への道はまだまだ遠い。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130419/plc13041903130003-n1.htm
心情的には
東南アジアは
中国より良いかもしれん
犯罪者はしっかり
防いで欲しい。