韓国中央日報
【社説】国連機構の介入招いた日本の慰安婦妄言
慰安婦に関する日本の一部のおおっぴらな歴史わい曲発言や侮辱的な言葉が、ついに国際社会の批判と介入を招いた。国連経済・社会・文化的権利委員会(CESCR・社会権規約委員会)は21日「日本は、憎悪発言(ヘイトスピーチ)と元慰安婦の女性らに汚名を着せるような行為を防ぐために国民に慰安婦の強制連行問題を教育するよう願う」と明らかにした。
国際機構が慰安婦問題についての日本社会の無理解を指摘して強力な対策を要求したことは、妄言とわい曲行為が度を超したと判断したためとしかみられない。今回CESCRは、3.1独立運動記念日の前日である2月28日に日本のある嫌韓派ロックバンドが元慰安婦の女性を侮辱する歌詞が入った曲をつくってそのCDを送った事件などをとり上げた。
日本政府は、国際機構が、最近妄言を吐き出した橋下徹大阪市長や西村真悟議員をとり上げていない段階で深刻な要求をしたという事実に注目すべきだ。慰安婦に関する人目もはばらない妄言やわい曲発言は、人類の普遍的価値である人権を踏みにじり人倫に対して深刻な罪を犯すものだということを国際社会が明確に指摘したからだ。一部政治家や極右者の妄言を放置して付和雷同したために今回の事態を招いたということだ。
21日には国際機構では初めて国連の拷問禁止委員会が橋下氏の発言をとり上げたという事実も注目しなければならない。日本政府がしっかりとした措置を行わない場合、数多くの国際機構で人権レベルでの慰安婦問題が相次いで公論化するという可能性を見せたためだ。
日本政府は、国際社会の指摘をしっかりと刻み込んで慰安婦に関した真実を国民に教育するきっかけにしなければならない。安倍晋三首相の決断が必要な時だ。『女たちの戦争と平和資料館』など日本の市民団体は「安倍政権は慰安婦に対する(橋下氏らの発言と)似たような発言が繰り返されないように対策を立てるべき」と促している。日本が健全な批判と自浄能力を備えた良識ある社会であることを、見せてくれる機会でもある。 http://japanese.joins.com/article/924/171924.html?servcode=100§code=110
韓国朝鮮日報
「慰安婦への中傷防ぐ教育を」 国連が日本に勧告
国連が日本政府に対し「(旧日本軍の従軍)慰安婦(性的奴隷)に対する偏った憎悪発言(ヘイトスピーチ)や元慰安婦たちへの中傷を防ぐため、一般人を対象に慰安婦問題に対する教育を実施せよ」と勧告した。
国連の「経済的、社会的および文化的権利委員会(社会権規約委員会、CESCR)」は21日、こうした内容の「日本の経済・社会・文化的権利に対する観察結果」と題する報告書をウェブサイトで公表。「委員会は元慰安婦が享受すべき経済・社会・文化的権利の侵害による悪影響を懸念している」とし、日本政府に「元慰安婦の経済・社会・文化的権利の享有」を保障するよう促した。ただし「憎悪発言」の具体的な内容には触れなかった。
同委員会は1966年に採択された「経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約」にのっとって設置された国連の独立審査機関。ロシアや中国など18カ国の専門家で構成され、締結国の経済・社会・文化的権利の状況について5年ごとに報告を受け、意見を提示している。法的拘束力はないが、該当国は委員会の勧告の履行状況を報告する義務を負う。
報告書は、日本維新の会の橋下徹・共同代表(大阪市長)による「戦時下ではどの軍隊にも慰安婦が存在した」という発言が出る前に行われた審査に基づくもの。韓国外交部(省に相当)の関係者は「ここ数年間続いてきた日本国内での歴史歪曲(わいきょく)問題に対する国際社会の警告と受け止められる」と話している。
朝日新聞は21日付で、日本に対する審査では、日本のバンドが元慰安婦を「売春婦」などと中傷する曲を作り、そのCDを元慰安婦たちに送り付けた出来事などがNGO(非政府組織)により紹介されたと報じた。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/05/23/2013052300758.html
韓国朝鮮日報
【社説】国連「日本は元慰安婦に汚名を着せるな
国連の経済・社会・文化的権利委員会は17日に採択した報告書で「いわゆる従軍慰安婦だったとされる韓国の女性たちに対して誹謗(ひぼう)中傷が行われている」と指摘した上で、日本政府にこうした言動を防ぐ手だてを講じるよう求めた。同委員会は今年2月、極右性向を持つ日本のロックバンドが元慰安婦の韓国人女性たちを売春婦と侮辱する歌のCDを制作し、元慰安婦本人に送り付けた問題なども判断の参考にしたようだ。
旧日本軍は太平洋戦争当時、植民地支配していた朝鮮の女性を中心に中国、フィリピン、タイなどに加え、インドネシアに居住していたオランダやオーストラリアの女性たちまで性的奴隷として強制動員した。日本の内務省や陸軍省の公文書、米国による日本人戦犯への尋問書、オランダ情報部隊の文献などにはこれらの事実が明確に記載されている。被害者たちは1人がようやく横になれる狭い空間で、1日に数十人の日本兵を相手に苦しみ、時にはに追いやられ、何とか生き延びたとしても、一生羞恥心に苦しまなければならなかった。
日本の安倍晋三首相は日本によるこれら一連の戦争犯罪の被害者に対し「慰安婦が強制的に動員されたという証拠はない」という妄言を繰り返しており、また日本維新の会の橋下徹・共同代表(大阪市長)は「兵士たちにとって慰安婦制度が必要なことは誰でも知っている」と言ってのけ、日本の政治指導者の道徳と良心のレベルがこの程度だということを世界にあからさまに示す結果となった。一国のトップの立場にある人間がこの程度のレベルなら、彼らを見て育つ若者の中から道徳的な感情のまひした人間が出てくるのも当然のことだ。
日本の友好国である米国の政治家やメディアが「おぞましい」「嫌悪する」などと指摘し、中国政府は「人類の良心に挑戦する発言」などと激しく非難したのは当然のことだ。国連から対策を講じるよう勧告を受けたのは、日本という国にとって恥だ。もし今後も日本の政治指導者といわれる人間たちが反人倫的、反歴史的妄言を繰り返すのなら、人間として持つべき基本的な要素である恥の感情そのものさえ完全に失ったと言わざるを得ない。
今も日本では元慰安婦被害者で88歳のキム・ボクトンさん、86歳のキル・ウォンオクさんが各地を回りながら自分たちの体験について証言している。2人は24日には妄言の主人公である橋下氏に会う。安倍首相も、2人が自分の親戚だったらという前提の下、2人の懸命な思いに耳を傾けなければならない。それでも何も感じないとすれば、われわれは彼らをあきらめるしかない。http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/05/23/2013052300753.html
韓国がロビー活動で国連に働きかけ