4月の訪日外国人、過去最高のおよそ92万人に 観光庁

FNN(05/22 18:54)
22日、観光庁は、4月に日本を訪れた外国人の数が、過去最高のおよそ92万人となったことを発表した。安倍首相が目指す、年間1,000万人に向け、さらなる秘策も検討されている。
東京・秋葉原の電気街には、22日もたくさんの外国人観光客の姿があった。
外国人観光客は、「(円安は)わたしたちにとって、いいことだよ。3カ月前より20%くらい安くなっている。友人のお土産に、ハローキティグッズを買ったよ」、「外国人にとっては、(円安で)値段が安くなるから、簡単に物を買えるよ」と話した。
円安の追い風を受け、急増している外国人観光客。
観光庁が22日に発表した、2013年4月に日本を訪れた外国人の数は、92万3,000人。
これまで最高だった2010年7月の記録を、およそ4万4,000人上回り、過去最高を記録した。
観光庁の井手憲文長官は「ASEAN(東南アジア諸国連合)からの(観光)客の絶対量が相当伸びている」と述べた。
観光庁によると、3月・4月は桜のシーズンだったことから、桜のプロモーションが功を奏したのではないかという。
安倍首相は、17日に行った成長戦略第2弾のスピーチで「まずは、訪日者数1,000万人を目指して、さらに、2,000万人の高みを目指して、観光立国型のビザ発給要件の緩和を進めていきます」と述べた。
2012年、およそ837万人だった年間の訪日者数について、1,000万人を目指すと表明していた。
より多くの外国人を日本へ。
その秘策として検討されているのが、免税品目を増やすこと。
現在、外国人旅行者は、電化製品や革製品、衣類など、1万円を超える商品を免税店で購入すると消費税が免除される。
その対象を、外国人観光客に人気のある食品や化粧品にも拡大することが検討されている。
東京・中央区銀座の百貨店、「松屋銀座」の担当者は「化粧品は、以前から外国人のお客さまに非常に人気のある商品ですが、(免税になれば、)全体として大きく売り上げが見込めるのではないかと、とても大きな期待を寄せています」と話した。
「松屋銀座」では、2013年3月からの免税品の売り上げが、2012年と比べて80%増えているという。
外国人観光客は免税品の拡大について、「とてもいいアイデアだと思うわ。いろんな物をたくさん買えるし、安く済むし」、「そのプランは素晴らしいね。税金を払わなくてもいいから、観光客は喜ぶと思うよ」と話した。
ほかにも、外国人観光客を増やすために、入国審査の簡素化や、富裕層に長期滞在を認めることなども検討されている。
しかし、その一方で、危機管理にくわしい板橋 功氏は「基本的にはいい方向だと思うが、規制の緩和というものには、必ず光と影の部分がある。犯罪を犯そうと思って(日本に)入ってくる人間もいるわけです。より緊密な入国管理当局と警察当局の連携が必要になってくる」と指摘した。
犯罪の多い国別に、
対処するのも効果的な方法です。