韓国・北朝鮮…中国報道「また、お口の戦争」
北朝鮮は、金正恩第1書記が中国に特使を派遣するなどで、緊張がやや緩和しつつある様子も見せているが、北朝鮮国防委員会の報道官が25日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を「傀儡(かいらい)大統領」と決め付け、韓国側も“応戦する”などで、南北双方の非難の応酬は再びエスカレートしている。中国国営通信社の中国新聞社は、韓国と北朝鮮が「また、口の戦争を始めた」などと評した。
北朝鮮側が朴大統領を名指しで非難したのは、同大統領が就任して初めて。「傀儡大統領のパク・クネは再び浩然と、われわれに対抗する険悪な下心を漏らし、狂妄にもわれわれの最高の尊厳を侮辱(ぶじょく)し、経済建設と核武装を両立させようとの路線は成功しないと、でたらめを言った」などと非難した。
さらに、朴大統領の言動を「内部では維新独裁とファッショ独裁を復活させ、対外勢力に依頼して民族の尊厳を売り渡すもの」などと決め付け、「歴代の傀儡大統領と同様な不幸な境遇を免れることは難しいだろう」と脅した。
韓国側は同国統一省報道官が北朝鮮側に対して「発言に注意せよ」、「わが国大統領に対する発言は、耳にしがたい」、「言葉と行動で、自己抑制してもらいたい」などと反発した。
中国新聞社は、金正恩第1書記が中国に特使を派遣するなどで、緊張がやや緩和しつつある様子も見せていただけに、非難の応酬がエスカレートしたことは意外だったとの見方を示し、韓国と北朝鮮が「また、口の戦争を始めた」と評した。(編集担当:如月隼人)