毒性の強い農薬を使うのは当たり前、農家の息子は「父が作った野菜は絶対に食べない」―中国
XINHUA.JP 5月31日(金)1時7分配信
中国紙・新快報の記者が農業を営む男性(65)から、農薬の使用について驚くべき実態を聞き出した。29日付で人民網が伝えた。
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この男性、張さんは農業歴40年。主にスイカ、ニラ、にんにくを育てている。農薬の使用については、「ホレートと神農丹(アルジカルブ)がよく効くから、1番多く使っている」と告白する。いずれも国が使用を禁じているが、「薬局でこっそり買ってくる」という。
張さんによると、「神農丹」はスイカやキュウリなどの種をまく前に使うと、センチュウ退治に効果的。「神農丹」を使わないと、収穫は半分に減ってしまうそうだ。
張さんの隣の畑で野菜を作っている王さんによると、自分で作った野菜のほとんどを地元のスーパーや市場に売ってしまう。もちろん、自分でも食べるという。「どの畑でも農薬を使っているが、問題が起きた話しなど聞いたことがない。ニラを食べるとお腹を壊しやすいくらいだ」と話す。
一方、病院で働く張さんの息子さんは、もう何年も父親が作った野菜を口にしていない。「毒性の強い農薬を大量に買ってくる姿を目の当たりにすると、食べる気が失せる」。普段は市場で買った野菜を食べているそうだが、その野菜は安全なのか?「少なくとも、実情を知らないだけマシ」。
これを聞いた張さんは、「馬 鹿なやつだ。農家は全員農薬を使っている。うちはまだ量が少ない方だ。お前が市場で買っているのは、もっと大量の農薬を使ったものだよ」と笑った。
(編集翻訳 小豆沢紀子)