メタンハイドレート、日本海で埋蔵調査 8日開始
2013/6/7 19:50
政府は次世代ガス「メタンハ イドレート」が海底にどれだけ眠るか、北海道から島根の沿岸6地域で3年かけて調べる。8日には上越と能登半島の沖合で分布地域と量の探査を始める。 2014年度には秋田・山形沖と隠岐周辺で、15年度には北海道でも調査する。音波を使って海底の地形を探り、調査結果をもとに上越沖では14年度に試掘 を始める予定だ。
メタンハイドレートは「燃える氷」と呼ばれ次世代エネルギーとしての期待が高い。3月には愛知・三重県の沖合で世界で 初めて海底メタンハイドレートからのガス産出に成功した。太平洋側はメタンハイドレートが海底深くに層で存在しており、埋蔵量が把握しやすい。一方、日本 海側は海底の表面近くに塊で散在するため、総量の把握や採取が難しいとされる。
12年夏以降に明治大学などが網走沖や秋田・山形沖で試料の取得に成功。原子力発電所の停止に伴い液化天然ガス(LNG)輸入が増えて国産資源の開発を急ぐ必要もでてきたため、大規模な調査に踏み切ることを決めた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS07034_X00C13A6EE8000/?dg=1
2013年6月7日21時11分
「燃える氷」探索に本腰 新潟・上越沖から調査へ

写真:夏から始める詳細な地質調査に使う自立型巡航探査機(右上)。海底に近づいて探査し、地形などの細かいデータを集める=経済産業省提供

図:日本海側で予定するメタンハイドレートの調査海域
【鈴木友里子】経済産業省は7日、「燃える氷」と呼ばれる海底資源「メタンハイドレート」について、日本海側にどれだけ埋まっているかの調査に乗り出す、と発表した。太平洋側では3月に愛知県沖で試掘に成功しており、政府は数少ない「国産燃料」の探索に本腰を入れる。
メタンハイドレートがある可能性の高い新潟県上越沖で、8日から調査を始める。約6週間かけて能登半島沖までの海底を探り、範囲を絞り込んで夏にはより詳しい地質調査をする。2014年度には試しに掘り出す。15年度までの3年間で北海道から隠岐周辺までの広い範囲を探る計画だ。
http://www.asahi.com/business/update/0607/TKY201306070330.html