韓国で大手ポータルサイト規制の動き、是非めぐり論議
韓国でインターネット検索と言え ば、「ググる」のではなく「ネイバー(NAVER)で」が常識だ。それもそのはず、韓国のインターネット検索市場でのシェア(今年5月時点、コリアンク リック調べ)は、ネイバーが72・8%を占め、2位のダウム(21・3%)を大きく引き離し、世界最大手のグーグルは2・8%に甘んじている。まさにネイ バーの一人勝ちと言ってよい。(イメージ写真提供:123RF) (サーチナ)
韓国でインターネット検索と言えば、「ググる」のではなく「ネイバー(NAVER)で」が常識だ。それもそのはず、韓国のイン ターネット検索市場でのシェア(今年5月時点、コリアンクリック調べ)は、ネイバーが72・8%を占め、2位のダウム(21・3%)を大きく引き離し、世 界最大手のグーグルは2・8%に甘んじている。まさにネイバーの一人勝ちと言ってよい。
こうした中、韓国の与党セヌリ党は、ポータルサイト市場でのネイバーの独占に待ったをかけようと、公正取引法(独占禁止法に相当)の改正案を9月の定期国会に提出する方針を固めた。ネイバーを運営するNHNは民業圧迫だと反発しているが、今後の論議に注目が集まる。
ネイバーは1990年代末に外国系のポータルサイトの対抗馬として登場し、瞬く間にシェアを拡大。韓国のインターネット検索市場 から外国勢を駆逐してしまった。しかし、そこで問題になったのが市場支配力の乱用だ。新興企業がユニークなアイデアで起業しても、ネイバーは巨大な資本力 で事業モデルをまねて業容を拡大してきた。その結果、「ネイバーはカネになるものは何でもやる」と同業者に総スカンを食らっている。
韓国経済新聞(電子版)によると、セヌリ党のシンクタンクがこのほど開いた政策懇談会で、ソウル大経済学部の李相承教授(経済学)は「正当な方法で取得した市場支配力だとしても、不当に乱用するならば是正が求められる」と指摘した。
韓国メディアでも「ベンチャー企業の生態系を破壊する不公正行為を禁止し、消費者に透明な情報を提供できるよう、実質的かつ効果 的な内容が改正法に盛り込まれることを期待する」(中央日報15日付社説)などと法改正に好意的な意見が優勢だ。(編集担当:宮城英二)(イメージ写真提 供:123RF)
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