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「汚染水を薄めて海に放出」原子力学会が提案(09/03 02:00)
日本原子力学会が、福島第一原発の汚染水を法律上、許される範囲まで海水で薄め、海へ放出することを提案しました。
日本原子力学会は、福島第一原発の事故調査委員会を去年8月に立ち上げていました。政府の事故調や国会事故調などに続く第5の事故調と呼ばれましたが、2日に最終報告書案を発表しました。事故原因については、これまでの4つの事故調の見解と大きく異なる点はありませんでしたが、汚染水対策に関して新たな提言をしています。現在、第一原発のタンクにためてある汚染水について、多核種除去装置でも取り除けないトリチウムという放射性物質に関しては法律上、認められる濃度まで海水で薄めて海に放出することを提案しています。ほかにも除染について、すべての場所を年間1ミリシーベルト以下にまで下げるのは現実的ではないと指摘。当初、同じやり方を取っていたチェルノブイリを失敗例に挙げ、地元自治体や住民で話し合い、除染の方法を見直すべきだとする提言をまとめています。