「無法」韓国にお咎めなし、イラン激怒のFIFA「また不可解裁定」
2013.9.14 07:00 (1/2ページ)[westスポーツ]
W杯アジア最終予選で韓国選手(右)から激しいタックルを浴び、倒されるイラン選手。泥仕合の裁定は韓国の一方的な勝利となったが…(ロイター)
イランが怒っている。ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の韓国-イラン戦で勃発した泥仕合に対する制裁で、国際サッカー連盟(FIFA)が一方的にイランだけに罰金や戒告の処分を科したからだ。
舌戦ヒートアップ、「血の涙」の過激発言
“事件”が起こったのは、6月18日。韓国のホームで行われた試合で、イランが1-0で勝利し、W杯切符を手にした。敗れた韓国も得失点差でウズベキスタンを上回り、W杯に出場できることになったが、歓喜に沸くイランチームの姿がよほど腹立たしかったのか、スタンドの韓国サポーターも巻き込んで、両チームが一触即発の事態となった。
そもそも、試合前からイランのカルロス・ケイロス監督と韓国の崔康煕監督(当時)が互いをけなし合う“舌戦”を繰り広げ、韓国選手の一人は記者会見で「イランの主将には血の涙を流させてやる」などと過激な発言もしていた。
そういう伏線もあり、試合終了後にはケイロス監督が韓国ベンチに近づき、ガッツポーズ。選手もピッチで騒ぎ、韓国側を挑発するような動きを見せた。
先に挑発したのは…
イランの国内リーグのニュースを中心に扱った英語サイト「Persian League.com」などによると、これに対し、FIFAの規律委員会はチームと控えGKに罰金、ケイロス監督に戒告処分を科したという。
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読み込みページ もっとも、イラン側の主張では、先に挑発したのは韓国側で、罰金処分を受けた控えGKは韓国チームのスタッフから2度にわたって殴られた。動画サイト「ユーチューブ」にも、その控えGKが殴られているように見える映像が投稿されている。
その後、両チームがFIFAに提訴したが、なぜか処分はイランだけ。同サイトは「FIFAはまったくでたらめな決定を下した」と憤りを隠さない。そのうえで、「不可思議なことだが、韓国には罰金も戒告も科されなかった。スタンドからたくさんのペットボトルがイランチームに向かって投げ込まれたことも無視した」と訴えた。
度重なる愚行も厳罰免れる〝秘訣〟
昨年のロンドン五輪で竹島領有を主張するプラカードを掲げた選手に対する処分のときもそうだったが、FIFAはなぜ、韓国には甘いのだろう。東アジア・カップの日韓戦でも、韓国サポーターが政治的な横断幕を掲げたが、それについての処分もない。
FIFAと韓国の間には、何かあるんじゃないか…と勘ぐりたくなる。イランのサポーターもきっと同じ気持ちだろう。誰にでもかみつき、それでも厳罰を免れる。その“秘訣”を知りたいものだ。
(北川信行)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/130914/wsp13091407010000-n1.htm