中央日報・日本語版
http://japanese.joins.com/article/513/177513.html
憂慮が現実に…
7-9月期の大企業実績は低調
韓国
2013年10月25日
7-9月期の実績発表が始まったが、LG電子・ポスコ・大韓航空等、韓国主要企業は全般的に低調な成績表を公開した。2期連続で過去最大実績となったサムスン電子を抜いて、ほとんどの企業の収益性が落ちている。今後の見通しも不吉だ。ウォン高ドル安基調が暫く続くと予想され、輸出が主力のほとんどの企業が厳しい。
LG電子は今年7-9月期の売上高と営業利益が共に前期比で減少した。LG電子は24日、7-9月期の売上高13兆8922億ウォン(約1兆2700億円)、営業利益2178億ウォンと明らかにした。前年同期比で売上高は5%増、営業利益は27%増となったが、前期(4-6月期)比では其々8.8%減、54.6%減となった。これは証券業界の予想値(売上高14兆5000億ウォン、営業利益2600億ウォン)を下回る。
特に、LG電子はサムスンやアップルなど競合他社が黒字を出しているモバイル部門でも営業利益が赤字に転じた。携帯電話事業を担当するモバイルコミュニケーション(MC)部門は7-9月期、797億ウォンの営業赤字となった。LG電子の関係者は「代表モデルのG2をプレミアムブランドとして固めようとマーケティング費用を増やしたうえ、製造会社間の価格競争が更に激しくなり、収益性が低下した」と説明した。
テレビを主力とするホームエンターテイメント(HE)事業部は売上高5兆70億ウォン、営業利益1244億ウォンだった。これも欧州など先進国市場のテレビ需要が回復せず、前期比5%減、前年同期比7%減となった。
ポスコも4期連続で営業利益が1兆ウォンを下回った。ポスコは24日、連結財務諸表基準で7-9月期の売上高と営業利益を其々15兆1502億ウォン、6328億ウォンと発表した。前年同期比で売上高は3.7%減、営業利益は37.6%減。
ポスコ側は「7-9月期は季節的な要因の他、需要不振と販売価格の下落、原料価格の上昇、電力需給問題に依る減産政策等で売上高と営業利益が前期に比べて減少した」と説明した。7-9月期の粗鋼生産量は892万5000トンと前期比0.9%増、製品販売の場合1.7%減の827万1000トンと集計された。
大韓航空も7-9月期の売上高と営業利益が減少した。特に7-9月期に夏休みと秋夕(チュソク、中秋)連休が含まれていた点を考慮すると、実績不振は尋常でない。貨物・旅客部門共に振るわなかった。特にこの期間、営業利益(1601億ウォン)は前年同期比43%以上も減少した。売上高(3兆1833億ウォン)も前年同期比3.4%減少した。
旅客部門の場合、韓国発輸送は5%増えたが、日本路線の需要が減る等、海外発の輸送が5%減少し、全体の輸送量が2%減った。貨物部門も世界景気の回復の遅れ、国内生産基地の海外移転等の影響で韓国発の輸送量と積み替え輸送量が其々9%減、3%減となった。
大韓航空の関係者は「10-12月にはグローバル景気回復と共にA380など次世代航空機の追加投入、新規運航・増便等で実績が転換する見込み」とし「貨物部門でもIT新製品登場と米国・欧州の景気回復に依る緩やかな成長を予想している」と述べた。
この他、OCIとS-OILも実績報告書を出した。シリコンメーカーのOCIは23日、7-9月期の連結基準の売上高が7282億ウォン、営業損失570億ウォン、当期純損失635億ウォンという経営実績を発表した。前年同期比で売上高は3.9%減、営業利益は赤字に転じた。
S-OILは24日の公示で、7-9期の暫定営業利益(252億1000万ウォン)が前年同期比95.1%減少したと明らかにした。売上高は4.4%減の8兆1257億ウォン、当期純利益は55.5%減の2030億ウォンだった。会社側は「精製マージンの減少とウォン高が営業利益の減少に影響を及ぼした」と明らかにした。