http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013111000046
【マニラ時事】フィリピン中部レイテ島の警察当局者は10日、猛烈な台風30号による死者が約1万人に上る恐れがあることを明らかにした。AFP通信が報じた。
フィリピン赤十字は9日、レイテ島とサマール島で1200人以上が死亡したとの見通しを示していたが、犠牲者は大幅に増えそうだ。米太平洋軍が救援活動に乗り出すなど、国際社会の支援も本格化し始めた。
在フィリピン日本大使館によれば、レイテ島には約100人の日本人がおり、安否確認を急いでいる。
ロイター通信によると、警察当局者は、台風により発生した高波にのまれて多数の犠牲者が出たとの見方を示した。高波は家屋の高さほどに達したという。同当局者は、レイテ島で台風が通過した地域の70~80%の建物が破壊されたと述べた。
10日、がれきに囲まれた中で水浴びしたり、洗濯したりする被災者=フィリピン・レイテ島の中心都市タクロバン(EPA=時事)
レイテ島の中心都市タクロバンや沿岸部の町は津波が襲ったかのように建物が破壊され、がれきが散乱。車両が横転するなどしており、衝撃のすさまじさを物語っている。
レイテ島の被災地を訪れた国連関係者は「以前にこのような規模の災害を見たのは2004年に発生したインドネシア・スマトラ沖津波以来だ」と述べた。レイテ島では停電や通信回線の切断などにより被害状況の確認が難航している。(2013/11/10-13:06)

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