半導体シェア2位の韓国、核心装備は日独から輸入…システム半導体では存在感薄く(1)
2014年01月22日09時02分[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
スマートフォンの裏面を開けてみると緑色の基板の上に大小18個の黒い半導体が刺さっている。このうち写真や電話番号などデータを保存する機能を持つメモリー半導体は3個にすぎない。
これはサムスン電子のギャラクシーシリーズやアップルのiPhoneなど、どの会社の製品でも同様だ。スマートフォンの頭脳に相当す るモバイルアプリケーションプロセッサ(AP)をはじめ、電源管理チップ、位置を知らせるGPSチップ、タッチスクリーン制御チップなどスマートフォンの 核心機能を受け持つ15個の半導体はすべてシステム半導体だ。
これら15個の半導体はどこで作ったのだろうか。サムスン電子の最新型スマートフォン 「ギャラクシーS4」に入るモバイルAPは米クアルコムの「スナップドラゴン800」だ。他のシステム半導体もやはりほとんどが外国製だ。
IT業界関係者は、「韓国の移動通信会社のロングタームエボリューションアドバンスト(LTE-A)サービスに対応する通信チップはクアルコムだけが作っており、この製品を使うほかない。韓国のシステム半導体技術は率直に言えばよちよち歩きの水準だ」と話した。
産業通商資源部は21日付で「韓国の半導体が日本を抜きシェア2位を占めた」という報道資料を出した。昨年の韓国企業の半導体生産額 が500億6700万ドルでシェア15.8%を記録し、日本の13.9%を上回ったということだ。だが、裏を覗いて見ればただ喜んでばかりはいられない。 世界のメモリー半導体1位と2位のサムスン電子とSKハイニックスがメモリー部門ばかりを“偏食”して得た結果であるためだ。実際に両社は世界のメモリー 市場で52.7%と半分以上を占めている。業界関係者は、「この3~4年間に韓国と血がにじむ競争を広げ落伍した日本と台湾のメモリー企業が市場から撤退 しサムスン電子とSKハイニックスの売り上げとシェアが増えたおかげ」と明らかにした。
だが、メモリー市場より4倍以上大きいシステム半導体分野では韓国企業の存在感は見当たらない。昨年末基準で韓国のシステム半導体市 場でのシェアはせいぜい5%にすぎない。システム半導体の設計・開発を専門にしてきた韓国のファブレス企業が技術(米国)と価格(台湾など)競争に敗れ業 種を変えたり淘汰されたためだ。
それでもサムスン電子だけがシステム半導体にしがみつきイメージセンサー部門で世界1位、モバイルAP国産化など“小さな成果”を収めたが、全体的には欧州や台湾よりも遅れている。
こうしてみるとサムスン電子やLG電子など韓国企業が世界のスマートフォン市場の40%以上を占めているが、スマートフォン用核心半導体の海外依存度はますます高まる苦しい状況が変わる兆しは見えない。
競争力がないのはモバイルだけでない。最近爆発的に成長している自動車用半導体でも米フリースケール、独インフィニオン、日本のルネサスが事実上独占している。
その上2016年になればメモリー半導体部門は32%の成長にとどまるのに対し、システム部門市場は48%拡大すると予測されてい る。半導体装備と素材など後方産業も弱い。サムスン電子すら依然として半導体回路を描く露光機をはじめとした核心装備を日本やドイツなどから輸入してい る。特にシリコンウェハーと感光材など半導体素材の日本依存度は依然として絶対的だ。KAISTのイ・ヨンフン教授は、「次世代半導体工程が本格導入され れば外国製装備と素材依存度はさらに高まるだろう」と話した。韓国電子通信研究所(ETRI)のナム・ウンス部品素材研究所長は、「韓国のようにシステム 分野が弱い日本の前轍を踏まないようにするならば医療用・自動車用半導体のような次世代主力システム分野を1日も早く積極的に育成しなければならない」と 指摘した。韓国政府も深刻なメモリー半導体偏重状況を懸念している。産業通商資源部のキム・ジョンイル電子部品課長は、「昨年10月に半導体産業再跳躍戦 略をまとめた。今後付加価値が高いシステム半導体開発と核心装備・素材を国産化することに政策の焦点を合わせていくだろう」と話している。
http://japanese.joins.com/article/878/180878.html?servcode=300§code=320
青IDが一位になったと誇っても、実情はこんなんですけど。