地震:「韓国でM8.3級発生の可能性」主張は誤り
報告書の数値シミュレーションの値を実際の可能性と誤って解釈
韓国地質資源研究院は、韓半島(朝鮮半島)で今後、最大でマグニチュード(M)8.3規模の地震が発生する可能性があるとの一部の主 張について「政府の報告書を誤って解釈したもの」と指摘した。地質資源研究院が2012年に作成した韓国の活断層地図に関する報告書の中の数値シミュレー ションの値を、一部議員とメディアが実際の発生可能性だと誤解したというわけだ。
地質資源研究院地震研究センターのチョ ン・ジョンス博士は23日、政府果川庁舎で行われたブリーフィングで「2009年から12年までに韓国全土の断層を調査した地質資源研究院の報告書を引用 し『最大でM8.3規模の地震が発生する可能性がある』と主張する向きがある。だがM8.3は研究課程で出てきたシミュレーションの数値にすぎず、実際に そのような規模の地震が発生する可能性があると言っているわけではない」と説明した。地質資源研究院は国民安全処(当時の消防防災庁)の依頼により 2009-11年の3年間で断層調査を実施したが、研究が精密ではないとの指摘を受け、中間報告書を安全処に提出しただけで課題を中断した。チョン・ジョ ンス博士は「わずか3年で断層を正確に把握するのは事実上不可能だ」と説明した。
当時の調査で地質資源研究院は、蔚山周辺 にある「蔚山第2断層」が過去の地震によって130メートルほど動いていたことを突き止めた。これについて同研究院は、中間報告書に「蔚山第2断層地帯の 特性を考えると、130メートルが一度に動くほどのパワーであれば、最大でM8.3規模の地震が発生したものと考えられる」と記した。しかし、これは地震 が1回だけ発生したものと仮定した場合のシミュレーションの数値だった。チョン博士は「M9.0の東日本巨大地震のときでも断層の移動が30-50メート ル程度だったことを考えると、130メートルの移動というのは、過去数百万年の間に数百回の小規模地震が起きた結果だと考えるのが妥当だ」と説明した。
地質資源研究院のキ・ウォンソ副院長は「M8.0以上の地震は海洋プレートの境界周辺で起きるが、韓国はプレートの境界から遠く離れているため、この規模 の地震が発生する可能性はほとんどない」とした上で「韓半島の地質構造の特性を考えると、M6.5規模が最大ではないかとみている」と述べた。
パク・コンヒョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
海洋プレート地震と活断層地震は違うぞ。
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