韓国初の地震訓練、初歩的すぎる内容に疑問の声も
韓国で19日午後、全国規模の地震避難訓練が初めて実施された。先月12日に慶尚北道慶州市で発生したマグニチュード(M)5.8の地震を機に、 大地震発生時の対処方法を体で覚えておくというのが目的だった。しかし大半の市民が訓練の実施を知らなかった上、具体的な避難方法も示されないなど、その 内容はあまりにもずさんなものだった。
19日午後2時過ぎ、ソウル市内の地下ショッピングセンターには訓練の開始を告げる地震警報(サイ レン)が鳴り響き「ただちに避難してください」と案内放送が流れた。しかし店の外に出てくる客は一人もいなかった。椅子に座っていた20人ほどの買い物客 に訓練担当者が「すぐにここから出てください」と伝えたが、ある男性は「いったい何の目的で客を強制的に外に出すのか」と怒鳴った。
地震 避難訓練は台風18号で被害を受けた慶州・蔚山・済州の各地域を除く韓国全土の政府機関、地方自治体、公共機関、小中高校などが参加を義務付けられた。そ のほか自主的に訓練に参加した企業、商店などもあった。韓国高速鉄道(KTX)や地下鉄など公共交通機関、航空機、船舶は訓練から除外された。訓練は午後 2時1分のサイレンと共に開始。訓練参加者たちは机の下に隠れ、3分間危険から身を守った後、出口を開放し、電気・ガスを止めるなどの予防措置を取った上 で、2時10分の警報とともに広場や公園など屋外に避難することになっていた。しかしこの日の訓練で案内放送や担当者の指示に従って避難した人はほとんど いなかった。サイレンが鳴っても通常の生活を続ける市民がほとんどで、訓練担当者も具体的な避難要領を熟知しておらず、うろたえている様子だった。
ソウル市内のあるオフィスでは、サイレンが聞こえても机の下に隠れる社員は一人もいなかった。数分後に屋外に避難するよう放送があったが、社員約20人は 机に向かって仕事を続けていた。ある社員は「机の下に隠れた後、外に逃げるなど、訓練内容があまりに初歩的であえてやる必要があるのか疑問だ」と話した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/19/2016101903366.html
いきなり高度な避難訓練してもできないだろう。
初歩から少しずつ慣れないと。