軍事情報協定、協議へ 日本と締結目指す
韓国政府は27日、北朝鮮情報などについて相互に提供し合う日韓の「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」締結に向けて 協議を開始する方針を明らかにした。年内締結を目指す。韓国政府は日本の歴史問題を理由に慎重姿勢を示してきたが、北朝鮮の相次ぐ核、ミサイル発射実験を 受け、締結の必要性が高まったと判断した。
GSOMIAは李明博(イミョンバク)前政権時代の2012年6月、締結直前に韓国側の要請でキャンセルされた経緯がある。朴槿恵政権は世論を見極めて
きたが、昨年12月の慰安婦問題に関する日韓合意で一定程度関係が改善。北朝鮮による挑発行為が相次ぐ中、保守系学者やメディアから締結を求める声が出て
おり、環境が整ったと判断したようだ。ただ、朴大統領は親しい民間人女性に演説文などが流出していた問題で求心力が急低下。日本との安全保障協力は世論が
敏感に反応しやすく、順調に進むかは不透明だ。