人の生死に関わる多様な見解に学生が触れ、考えるいい機会だと私は考え、今月12日、同郷の知己である東京未来大の神部秀一准教授と「死刑」をテーマにした合同授業を行いました。当日は、神部准教授が死刑に反対、私が賛成の立場から、まず2点ずつ理由をあげて論じ、学生の意見を聴きます。
次に両論の立場から新たな理由を1点ずつあげて、その後再び学生の意見を聴く。学生は2回賛否を判断し、全員が理由を発言する流れで進めました。
反対の立場である神部准教授は理由として人権と冤罪)の2点をあげ、
関連する新聞記事の切り抜きを示しながら「死刑は国家が人を殺すことにあたる」など、加害者の人権面から意見を述べられました。殺人放火事件の被告として死刑判決を受けながら再審により釈放された袴田巌さんの冤罪事件をあげ、50年近い収監で袴田さんが統合失調症に至ったことなどの問題点を説明されました。
私は遺族の思いと抑止力の2点から体験を交えて論じました。
昨年、前橋に住む私の従兄弟の奥さんは信号が青の横断歩道を歩いていて、信号を無視し時速70キロで走行してきた車にはねられ、即死状態で亡くなりました。後日、弔問した私に、彼は拭いきれぬ無念さと加害者に対する刑罰の軽さなど理不尽な状況への思いを切々と語ってくれました。抑止力では、世の中には凶悪で粗暴な生き方や判断をする人が残念ながら存在すること、死刑は、そうした人々の暴走に歯止めをかける役割を負っていることを伝えました。
いよいよ学生の賛否です。体験と主観的見解に基づく私の少々粗雑な見解に比べ、神部准教授は豊富な資料と事例、数値も示され、死刑反対が多数だろうと私自身も予想しました。
ところが結果は逆でした。29人中、反対9人、賛成20人。さらに両論から理由を1点ずつ述べた後の最終賛否は反対6人に対し、23人が賛成でした。
授業では学生全員から理由を聴くことにしましたが、これはとても良かったと思います。死刑反対の学生からは冤罪により死刑が執行された後、真犯人が捕まったら一体どうするのか。死刑より終身刑にして罪への反省と償いをさせる価値。加害者にも家族や親族がいることを被害者側も考えるべきだ。そんなに簡単に人が人を殺してよいのか。そんな声があがりました。
一方、賛成の学生からは死刑を廃止した場合、最高刑の無期懲役で被害者遺族の理不尽な思いに区切りはつけられるのか。また無期懲役となった受刑者の食費や医療費まで税金で賄うことへの納税者としての疑問。歯止めがかからず凶悪な犯罪が増える。さらに死刑廃止なら被害者に「仇討ち」を認めるべきだといった意見まで出ました。
その後、私は知人など一般の市井の人々にも死刑存廃について尋ねてみました。圧倒的だったのは、もしも自分の家族や親族が被害に遭えば、「存続を望む」という声です。こうした被害者に寄せる当事者意識は、死刑存廃を判断する際、処罰感情や因果応報という「本音」の出発点になるように思います。(石田成人・東京未来大非常勤講師)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161225-00000033-san-l10
9:名無しさん@1周年:2016/12/26(月) 14:06:53.35 ID:lZy4ShcX0.net
代わりに終身刑導入するとして、そのコストの試算とかはしてるの?
538:名無しさん@1周年:2016/12/26(月) 15:45:00.22 ID:cDclVd9k0.net
>>9
刑務所の秩序を保つためにも、終身刑は無理でしょ
887:名無しさん@1周年:2016/12/26(月) 16:39:53.12 ID:3gsGRDBk0.net
>>9
終身刑なんて10年ぐらいででてこれるから経費は安く済むわな
再犯でまた終身刑言い渡されてたとしても
今の無期懲役が35年ぐらいだから、無期に比べても断然安上がり
死刑に反対する奴は、自分や身内が死刑になるようなことをする土人
死刑に賛成するのは、自分や身内が死刑になるようなことをしない普通の日本国民w
