銀河系中心をより高速で周
回=太陽系、電波望遠鏡観
測で−米チーム
1月6日3時7分配信 時事通信
太陽系は渦巻きの形をした銀河系(天の川銀河)の端にあるが、約2万8000光年離れた中心の周りを時速約96万キロと、従来推定より同約16万キロも速いスピードで回っている可能¥性が高いことが分かった。米ハーバード・スミソ¥ニアン天体物理学センターなどの研究チームが5日(現地時間)、カリフォルニア州で開催中の米天文学会で発表¥した。
銀河系全体の質量もこれまで考えられていたより1.5倍大きく、近くにあるアンドロメダ銀河とほぼ対等と推測。銀河系とアンドロメダ銀河は20億〜30億年後に衝突するとの見方が以前からあったが、質量が大きくなると重力も強まるため、衝突可能¥性が高まったという。
これは、米国立電波天文台の電波望遠鏡群「超長基線電波干渉計(VLBA)」で、銀河系内で活発に恒星が誕生している領域を観測し、恒星の材料の分子雲から放出される強い電波を精密に解析した成果。地球に対する相対的な移動速度を、電波の周波数のずれから計算した。