李大統領所有の商業ビル、風俗店が退去
李明博李明博(イ・ミョンバク)大統領が個人的に保有するソ¥ウル市瑞草区良才洞の商業ビルで風俗飲食店を営業して物議を醸した入居者に対する建物明け渡し要求訴訟が5日、取り下げられた。入居者が退去に応じる代わりに、李大統領側が移転費用を負担することなどで合意したことが理由だ。
李大統領は入居者から保証金1億4000万ウォン(約1000万円)、月額賃貸料625万ウォン(約44万8000円)を受け取る条件で2007年3月26日から1年契約で建物を賃貸し、契約満了1カ月前までに双方が申¥し立てなければ、契約は1年自動延長されることになっていた。
しかし、2007年の大統領選挙当時、入居者が女性従業員を雇い、風俗飲食店の営業を始めたことが明らかになり、李大統領の道徳性をめぐる論議を呼んだ。
李大統領は昨年11月、「入居者は契約内容に違反して風俗飲食店の営業を行ったため、店舗を明け渡さなければならない」として訴訟を起こした。
ソ¥ウル中央地裁によると、李大統領の代理人を務める法律事務所は5日、裁判所に訴訟取り下げ書類を提出したという。
訴訟は訴状提出後、被告の入居者がいかなる反応も示さないまま、8日に判決が言い渡される予¥定だったが、李大統領側の訴訟取り下げで裁判は終了した。双方は入居者が退去する代わり、李大統領が移転費用の支払いと保証金の払い戻しに応じる内容で合意したという。
問題の入居者は4日までに店舗の撤収を終え、大統領府(青瓦台)関係者から直接保証金などを受け取ったという。