【エルサレム前田英司】イスラム原理主義組織ハマスは14日夜、パレスチナ自治区ガザ地区の情勢を巡りエジプトが提示した停戦案に原則同意する一方、具体的な「停戦条件」に依然、留保があると明らかにした。エジプトは15日、イスラエル側の特使と協議し、双方の見解を調整して妥協点を探る。ガザ情勢はパレスチナ人死者が1000人を超える事態に発展し、ようやく調停が詰めの段階に入った模様だ。
ガザのハマス幹部バルダウィル氏はエジプトとの協議後、カイロで記者会見し「エジプト提案の概略の枠内で我々の理解や立場を表¥明した。(停戦案の)修正を協議したのではない」と述べた。詳細についての言及は避けたが、イスラエル軍のガザからの撤退時期や停戦期間などを巡って依然、相違点がある模様だ。
ロイター通信などによると、ハマスは停戦期間を半年から1年と定義。イスラエル軍の即時撤退と、ガザの封鎖解除を一括実施するよう求めている。イスラエルが最重視するエジプト境界管理の問題には態度を軟化させ、トルコ軍の展開に理解を示すほか、ガザ南部のラファ検問所にパレスチナ自治政府を駐在させることも検討している模様だ。
これに対し、イスラエルは恒久的な停戦を求める立場を崩していない。イスラエル首相府報道官は14日夜、「ハマスの再武装化を許すだけの短期停戦には応じられない」とコメントした。
調停が進展を見せる一方、ガザ地区での戦闘は続いた。イスラエル軍は14日、エジプト境界の武器密輸トンネルなど50カ所以上を空爆。ガザからは14発のロケット弾がイスラエル側に撃ち込まれた。また同日、レバノンからもイスラエル北部にロケット弾3発が撃ち込まれた。レバノンからの砲撃は2回目。AFP通信によると、先月27日の空爆開始以降のパレスチナ人死者は1033人に達した。
( ・∀・ )φ エジプトはいつも仲介してくれますね。ご苦労様です。ww