歴史共同研究 埋まらぬ溝 中国「天安門」削除を “反日教育”見解にも猛反発
1月16日8時1分配信 産経新聞
【北京=野口東秀、矢板明夫】日中両国の有識者による歴史共同研究で、民主化運動を武力鎮圧した天安門事件(1989年)に関する日本側の記述を中国側が「極めて敏感」な問題として削除するよう求めていることが関係者の証言で明らかになった。中国側が「愛国主義教育」と称して“反日教育”を行っているとの日本側の見解にも、中国側は強く反発しているという。天安門事件から20年となる今年は「政治的に敏感な年」(中国当局者)で、世論引き締めを強化する中、中国政府は国民を刺激しかねない記述には神経をとがらせており、研究報告書の公表¥が大幅に遅れる原因にもなっている。
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研究をめぐっては昨年末にまとめの報告書が発表¥される予¥定だった。当初は南京事件(1937年)などに関する記述が注目されていたが、関係筋によると、日中戦争史の部分について双方が「両論併記」の形で簡単に触れることで合意したという。
しかし、戦後の日中関係史の部分で、双方の意見の相違が露呈した。天安門事件(6月4日)については、日本国民の現代中国に対する関心を高める大きな出来事として、日本側は「避けて通れない史実」として論文に盛り込んだが、中国側は「今年は事件20周年」で敏感な問題と懸念を示したという。天安門事件の死者数は数百人とも千人以上ともいわれるが、真相は公表¥されていない。再評価を求める声もあるものの、「結論が確定している」とする中国政府は「反革命暴¥乱」とした公式評価を変えようとしていない。
また、日本側は戦後の日中関係に関し、「中国政府の青少年に対する愛国主義教育が日中戦争の歴史を過度に強調、戦後の日本を客観的に評価していないことが両国関係に悪影響を与えた」との主旨の記述をしているが、中国側はこれにも猛反発し削除を求めてきたそうだ。
中国側の学者は報告書に対する国民感情を考慮していることを示唆しており、中国側が日本側に要請するたかちで、報告公表¥の時期を遅らせているとの指摘もある。
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【用語解説】日中歴史共同研究
日中両国政府主導で2006年末にスタートした双方の有識者による歴史共同研究。日中からそれぞれ10人が参加し、日本側は北岡伸一東大法学部教授、中国側は社会科学院近代史研究所の歩平所長が座長。「古代・中近世史」とアヘン戦争以降の「近現代史」の分科会があり、会ごとに意見交換し論文を作成する。論文に関する討議は非公開とされる。報告書の発表¥は当初、昨年7月だったが、その後、昨年末への変更後、現在は「今年の春」と遅れている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000100-san-cn 中国側が反論したという事実よりも、中国の社会体制維持のために、記述を統制していることを中国人自身が自覚性ているところが凄いと思うよ。 民族主義に狂った韓国人よりかは、はるかにまともだ。