現代・起亜自は最近、中国市場での不振をTHAAD問題による影響と説明してきたが、
産業研究院は最近のリポートで、「単純なTHAAD問題というよりも、競争力の低下が原因だ」
とTHAAD報復が解決したようだ!
中国側の「THAAD報復」ではない!「韓国側の品質・中国法令違反」が問題アル!
と認識が一致したようだw
2017/07/15 07:01
販売不振にストの予兆、韓国自動車業界の不透明感
京畿道竜仁市にある現代自動車グループ人材開発院麻北キャンパスでは今月10日、「現代自動車役員能力向上プログラム」が開講された。講演を行った証券会社のアナリストは、下落曲線を描く国内の自動車販売台数、輸出台数などの指標を示しながら、「変わらなければ、現代自グループも一瞬で崩壊しかねない」と警告し、役員らは厳しい表情を浮かべた。
現代・起亜自動車は最近のムードが最悪だ。内需低迷に中国による終末高高度防衛ミサイル(THAAD)問題での報復が重なり、今年上半期の販売台数は前年同期を現代自が8.2%、起亜自が9.4%下回り、不振脱出の兆しはなかなか見えない。そうした危機感は他の自動車メーカーも同じだ。韓国自動車業界は輸出・内需の低迷に加え、強硬な労組による夏の闘争も重なり、まさに「三重苦」に陥った。今年上半期の自動車輸出は過去8年で最低となり、生産台数も7年ぶりの低水準にとどまっている。
■輸出、過去8年で最低
韓国自動車産業協会がまとめた今年上半期の国産車輸出台数は132万4710台で、2010年以降では最低だった。特に現代・起亜自は中国市場で40%を超える販売減となった。韓国自動車業界の今年上半期の国内販売台数は前年同期比4%減の78万5297台だった。2014年以降の伸びが止まり、減少に転じた。輸出と内需が不振になると、自然と生産量も減少した。今年上半期の国内での自動車生産台数は216万2548台で、上半期としては11年以降で最も少なかった。
労使関係も順調ではない。現代自労組は11日、代議員大会を開き、争議発生を決議。13-14日に全組合員を対象にスト権確立に向けた投票を実施する。韓国GM労組も今月6-7日に68.4%の賛成でスト権を確立した。起亜自労組は今月3日、争議調停申請を提出した。
■質的競争力の向上に失敗
自動車産業が危機を迎えたのは、現代・起亜自を中心とする韓国の自動車産業の競争力が劣るためだとの分析が聞かれる。これまで量的成長に執着するあまり、質的競争力を高めることをおろそかにしたとの指摘だ。
産業研究院のイ・ハング上級研究委員は「現代自に代表される韓国の自動車産業は、世界的な金融危機による直撃を受けた米国車、欧州車、大規模なリコール(回収・無償修理)問題で危機を迎えたトヨタなどの日本車がいずれも低迷していた2010-14年に急成長した」と指摘した上で、「韓国が量的成長に集中する間、世界の自動車メーカーは構造調整後に生産性を高め、韓国は押され始めた」と分析した。
現代・起亜自は最近、中国市場での不振をTHAAD問題による影響と説明してきたが、産業研究院は最近のリポートで、「単純なTHAAD問題というよりも、競争力の低下が原因だ」とし、「中国の消費者による冷遇はブランドイメージで日本車に押されたことに加え、中国の国産車の品質と安全性が急速に向上したためだ」と分析した。
現代・起亜自は鄭夢九(チョン・モング)会長が「品質経営」を叫んでいるが、今年に入り国内外でリコールが相次ぎ、品質をめぐる論争が絶えない。先月にはジェネシス、エクウス、ソナタなど12車種、23万8321台に対し、国内で初めて強制リコールが実施された。
研究開発(R&D)も積極的とは言えない。昨年の日本の自動車メーカー7社による研究開発投資は約29兆ウォン(約2兆8700億円)に達したが、現代・起亜自は4兆ウォンにすぎない。大林大のキム・ピルス教授は「韓国の自動車メーカーは市場を開拓したり、トレンドをつくり出したりする研究開発には集中投資せず、SUV(スポーツ多目的車)に再編される市場の流れも読み損ねた」と分析した。ある専門家は「現代自がソウル市三成洞の韓国電力公社の土地を10兆ウォンという高価で購入する代わりに研究開発や新車開発に取り組んでいれば、今よりも競争力が向上していたはずだ」と指摘した。
問題は電気自動車、自動走行車などへと向かう未来の自動車市場でも韓国車の競争力が低い点だ。カトリック大のキム・ギチャン教授は「今後自動車産業は自動化されたモジュール化による生産性向上、IT業界と自動車業界の水平的な協力関係に代表される。自動車メーカーは全て自社でやるという考えを捨て、オープンな協力姿勢を取るべきだ」と呼びかけた。