韓国上場企業81社が存立不透明=昨年の監査報告書
韓国金融監督院は13日、上場企業2081社の2016年度監査報告書を分析し、昨年の決算を発表した上場企業のうち21社が財務諸表を不正に作成していたほか、81社が会社存立が不透明だとの判定を下した。いずれも前年を上回った。
監査報告書は企業の年間財務諸表を会計法人が検証して作成した報告書だ。上場企業はそれを公示する義務がある。金融監督院が分析した結果、21社が「不適正」との監査意見を受けたことが分かった。前年を13社上回った。企業が会計基準に違反した財務諸表を作成したケースにほか、売上高や利益などの指標は信用できないとして、投資家に注意を呼びかける意味合いがある。
また、会計法人が監査報告書を作成した際、「継続企業不確実性」という判断を下した上場企業は81社となり、2015年の79社よりもわずかに増えた。現在の業績が非常に悪く、会社が存続可能かどうか予測不可能だとの意味だ。「継続企業不確実性」判断を下された企業が2年以内に上場廃止となる割合は7.8%で、そうでない場合(1.8%)の4倍に達する。
金融監督院は「営業環境および財務構造が悪化している企業が増加しているとみられる。投資家は『非適正監査意見』または『継続企業不確実性』の判定を受けた会社に注意してもらいたい」と警告した。