空自で研修「知日派」が後任、文氏が国防相更迭
【ソウル=水野祥】韓国の文在寅ムンジェイン大統領は30日、宋永武ソンヨンム国防相を更迭し、日本の航空自衛隊で研修を受けた経験を持つ知日派の鄭景斗チョンギョンドゥ軍合同参謀本部議長(58)を後任に充てるなど、閣僚5人を入れ替える内閣改造案を発表した。
韓国では7月、朴槿恵パククネ前政権時代に軍の情報機関・機務司令部が本来の権限を越え、デモ鎮圧のため戒厳令を検討する文書を作成していたことが発覚した。宋氏は事前に部下から報告を受けていたにもかかわらず、適切に対応していなかったとして、責任を問う声が上がっていた。
このほか、慰安婦問題を担当する女性家族相には、与党「共に民主党」の陳善美チンソンミ国会議員(51)が起用された。陳氏は文氏と同じ弁護士出身で、昨年の大統領選では文氏の陣営の広報担当を務めた。