韓国大統領府職員ら、訪朝後に携帯電話の番号を変更
先月平壌で行われた南北首脳会談の際に訪朝した韓国大統領府のスタッフらが携帯電話の番号を変更していることが7日までにわかった。韓国から持ち込んだ携帯電話で北朝鮮の移動通信施設を利用したため、今後盗聴などセキュリティ上の問題が懸念されるからだ。
大統領府によると、首脳会談の際に大統領府スタッフらはソウルに残る職員らと会談に関する情報をやり取りするため、韓国から持ち込んだ携帯電話を使用していた。普段は南北間での通話はできないが、今回は特別に北朝鮮が一時的な使用を認めたという。北朝鮮の通信網は最新式ではないが、ローミング方式によって南北間の通話は可能だという。
問題はその際に北朝鮮の基地局を使ったため、スタッフらの携帯電話関連の情報が北朝鮮側に漏れてしまったことだ。
大統領府の担当部署は先日セキュリティの点検を行った際、北朝鮮で使用した携帯電話の番号を通じて情報が流出する恐れがあると判断したようだ。そのため大統領府は訪朝したスタッフらに対し、北朝鮮で使用した電話番号を変更するよう勧めたという。
大統領府の関係者は「セキュリティのため訪朝したスタッフたち自ら番号を変更させているが、一部はすでに変更した」と伝えた。