4日に安倍総理大臣と久々に10分間話し、友好ムードをアピールする韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領ですが、その背景の一つに深刻な経済の悪化があります。実は、中国とも対立が続いて追い詰められているのです。
友好ムードを強調する韓国側に対し、日本側は冷静といった印象です。強硬姿勢から一転、対話姿勢に出たといえる文大統領。その背景の一つが経済の悪化。韓国経済を支える輸出は先月まで11カ月連続で減少しています。ただし、文大統領を追い詰めるものはこれだけではありません。アメリカ、北朝鮮とぎくしゃくするなど四面楚歌ともいえる外交の状況があります。
中国との関係悪化です。2016年、アメリカのミサイル迎撃システム「THAAD(落下段階高高度防衛)」の配備を決定したことに中国が猛反発。韓国への経済的な報復措置を強め、観光などにも影響しているというのです。
2017年3月に中国当局は旅行業界に対し、韓国への団体旅行の販売を控えるよう通達を出したのです。中国から韓国への旅行客は2016年には約806万人でしたが、翌2017年には416万人。去年は478万人にまで激減しました。そして、韓国企業の中国からの撤退も相次いでいます。
なかでもTHAAD配備のために土地を提供したロッテグループへの反発が大きく、スーパーから商品が撤去されたり、ネット上では不買運動する様子も見られました。また、韓流スターなど韓国の芸能人への中国内での公演ビザが下りずに事実上、活動できない状況だといいます。
m9(^Д^)