記事入力 : 2019/11/08 10:09
日本の自動車メーカーやアパレル店が大規模な値引き攻勢を展開し、10月の売上高が前月を上回ったことが分かった。8-9月に日本製品不買運動に積極的に賛同していた消費者が徐々に心変わりしているもようだ。
韓国輸入自動車協会によると、トヨタ、レクサス、ホンダ、日産、インフィニティの日本車5ブランドによる韓国での10月の販売台数は1977台で、前月を79.2%上回った。最も販売台数が大幅に伸びたのはホンダで、9月の166台から10月には806台へと、4.86倍の伸びを示した。
トヨタの10月の販売台数は408台で、前月に比べ9.1%増えた。韓国撤退説が流れるほど深刻な販売不振に苦しんでいた日産は前月比202%増の139台、インフィニティは250%増の168台だった。レクサスだけが前月比2.8%減の456台にとどまった。
日本車の販売台数が全体的に増加に転じたのは、攻撃的な値引きが理由だ。ホンダは主力の大型SUV(スポーツタイプ多目的車)の「パイロット」を1000万-1500万ウォン(約94万6000-141万9000円)値引き販売している。トヨタもプリウスなどの代表モデルの価格を最大250万ウォン値引きし、消耗品の交換、ガソリン券進呈などの特典も付けている。日産、インフィニティもそれぞれ最大で550万ウォンのガソリン券提供、最大1000万ウォンの値引きなどで消費者の関心を集めた。
日本のアパレル製造小売(SPA)ブランド、ユニクロも値引きで売り上げが回復を示した。
与党共に民主党のパク・グァンオン国会議員が大手クレジットカード8社から提供を受けたクレジットカード売上額に関する資料によると、ユニクロの9月の売上高は91億ウォンで、前年同期(275億ウォン)に比べ67%減少した。大規模なセールを実施した10月1-14日の2週間の売上高は81億ウォンで、前年同期(205億ウォン)を61%下回ったが、9月に比べれば、明らかに売り上げが回復した。
値引きセールが始まった10月初め、ユニクロの店舗では冬の人気商品であるフリースジャケット、機能性下着のヒートテックなどを中心に品切れとなる商品があった。また、値引き対象ではないが、有名デザイナーが手掛けた「ユニクロU」「JWアンダーソン」などのブランドの商品も売れ筋の色、サイズが売り切れた。
流通業界関係者は「コストパフォーマンスにこだわる消費者が値引きセールに反応し、日本製品の不買運動が少しずつ和らぐ兆しを見せている。他人の視線を意識し、来店できない『シャイジャパン』族が通販に殺到している」と話した。
日本への旅行需要も小幅ながら増えた。ハナツアーの10月の日本旅行需要は前月比で1.3%増えた。9月と8月は前月比でそれぞれ63.2%、30.3%減少していた。同社関係者は「7月の不買運動以降、日本への旅行客は激減したが、10月以降は需要が少しずつ増えている」と説明した。
キム・ウンヨン記者 , チン・サンフン記者
朝鮮経済i/朝鮮日報日本語版