1997年、ドイツ、ベルリンの科学捜査官が、ある珍しい事件に関する論文を学術誌「Forensic Science International」に投稿した。事件の夜、31歳の男性が母親の家の裏庭にある、物置を改装した小屋にこもっていた。彼はそこで飼いイヌのジャーマン・シェパードと一緒に暮らしていた。
長いので中略
人間を食べるのは「悪いイヌ」か
イヌと深い絆で結ばれ、イヌを大切に扱っていたなら、たとえ自分が死んだとしても彼らに食べられることはないだろう。そう思いたい人もいるかもしれない。(参考記事:「犬は飼い主の言葉を理解している、脳研究で判明」)
しかしイヌの行動は、それほど単純なものではない。今回調べたケースにおいては、飼い主が過去にイヌを虐待していたことを示す証拠は一切見つかっていない。それどころか、いくつかのケースでは、友人や近隣の人たちが、飼い主はイヌと非常に良好な関係にあったと証言している。(参考記事:「カリスマ ドッグトレーナー、シーザー・ミランに聞いてみた」)
ここで注目すべきはペットの心理状態だ。「ああした行動の説明としてひとつ考えられるのは、ペットが意識を失った飼い主を助けようとしている、というものだ」とロスチャイルド氏は書いている。「動物は最初、顔を舐めたり、そっと押してみたりするが、それでも事態が変わらない場合、彼らは逆上してパニックになり、それが噛むという行動に繋がっている可能性がある」
「噛む」が「食べる」へと変化するのは、そう難しいことではないとランドー氏は言う。「必ずしもイヌが食べたがっているわけではなくても、血の味に刺激されて、食べるという行為が促されるわけです」(参考記事:「絶滅と考えられていた犬、半世紀ぶり見つかる」)
なるほどねー、興味深い記事でした。
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https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/062700244/