“自殺率世界一”“異様な出生率”韓国社会の闇とは…ジャーナリスト・室谷克実氏が迫る
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191205/for1912050002-n1.html?ownedref=not set_main_newsTop
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、「赤くて暗い国」への道を猛進している。日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)は当面維持したが、「反日・反米」姿勢を続けているのだ。一方で、若年失業者や貧困高齢者への救済は足りておらず、SNSでの誹謗(ひぼう)中傷も蔓延(まんえん)し、「異様な低出生率」「世界一の自殺率」を放置している。最近でも、人気女性グループ、KARAの元メンバー、ク・ハラさんや、大統領府による選挙介入疑惑のキーマンだった元行政官も自ら命を絶った。ジャーナリストの室谷克実氏が「韓国社会の闇」に迫った。
◇
少子高齢化に悩む国は多い。日本も韓国もその中に入るが、韓国の少子化は群を抜いている。日本も韓国も自殺率が高い。ただ、日本の自殺率は、漸減傾向がほぼ明確になっているのに対し、韓国は2018年も「世界一」になった。
韓国にも「低出産高齢社会委員会」という政府組織がある。委員長は文大統領だ。ところが、17年に年末懇談会を開いただけで、委員会を開いたことがない。保守系紙の韓国経済新聞(11月30日社説)は「現在のイシューにとらわれて国の未来には目を向けていない」と厳しく政権を批判した。
18年の日本の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数)は1・42だ。3年連続の微減だが、ここ30年ほどの流れの中で見れば05年の1・26を底に持ち直してきつつあるように思える。世界的に見れば、ドイツ、イタリア、東南アジア諸国もだいたい1・4前後だ。
一方、韓国は21世紀に入ってからは01年の1・29が最高。ジグザグはあれ流れの方向は減少であり、17年には1・05、そして18年は0・98。19年は0・9を維持できるかどうかだ。
世界を見れば、台湾が1・0を割り込んだことがあるが、これは干支(えと)の関係だった。戦争があったわけでもないのに、出生率が0・9台まで落ち込んだ近代国家は、おそらく韓国が初めてだろう。
前掲の韓国経済新聞は、「若者に元気がない。職場を得られないため学校を卒業することを恐れる。そうなれば結婚と出産は…」と書いている。
韓国政府の発表によれば、10月の失業率は3・0%。世界で稀なほど低い失業率だが、韓国人の何%が信じているだろうか。政府統計を細見すれば、30、40歳代の雇用者数は25カ月連続して前年同月を下回っている。そして、青年層(15~29歳)の4人に1人は事実上の失業者(朝鮮日報8月15日)だ。
結婚件数は17年が前年比6・1%減、18年が同2・6%減、19年1~9月は同6・8%減だ。
3年ほど前、韓国では「3放世代」という流行語が生まれた。就職、結婚、出産の夢を放棄せざるを得ない貧しい若者たちのことだ。いま、その流行語が現実の結果となって現れている。
こうした一方で、自殺率は17年の10万人当たり24・3人から18年は26・6人に上がった。韓国はずっと「自殺率OECD(経済協力開発機構)トップ」で来たのだが、リトアニアがOECDに加盟したことで17年は2位になった。と思ったら、1年でトップに戻ってしまった。
自殺率の内訳を見ると、70歳代では10万人当たり48・9人、80歳代では同69・8人。
「老後の親の面倒は子供が見るのが当然だ」という朴正煕(パク・テョンヒ)政権下でつくられた「孝」の価値観が、リーマン・ショック以降は崩壊した(=李王朝は『儒教国家』とされるが、一般庶民に孝の価値意識はほとんどなかった)。高齢者の高い自殺率の背景には、高い貧困率がある。
「人権尊重」を掲げる文政権は反日・反米と国内保守派壊滅には熱心だが、若年失業者にも貧困高齢者にも、効果ある救いの手を差し伸べていない。その政権は「赤くて暗い国」への道を歩み続けているのだ。
(`・ω・´) 日本より給料も良くて、裕福な暮らしをしているのではなかったの?