中国、WHOに圧力か 緊急事態宣言の回避で 仏報道
新型肺炎 中国・台湾 ヨーロッパ
2020/1/29 21:39
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55009360Z20C20A1EA1000/
【パリ=白石透冴】中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスについて、仏紙ルモンドは29日、世界保健機関(WHO)が緊急事態宣言を出さないよう中国が圧力をかけていたと報じた。WHOは宣言を見送っているが、代わりに国際的な専門チームが現地入りする合意を中国から得たとしている。
WHOは22、23日の緊急会合でウイルスによる感染拡大が「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」に当たるかを議論した。緊急会合には日米中などの21人が名を連ねていたが、同紙によると、この場で中国の代表者が「宣言は問題外である」との主張を繰り広げた。中国の「同盟国」からの反対もあったという。
会合では激しい議論が交わされ、結局WHOは「時期尚早」との理由で見送った。テドロス事務局長は会合後の記者会見で「緊急事態に当たるどうかで意見が割れた」と説明した。
緊急事態宣言は「他国に公衆の保健上の危険をもたらす」などとWHOが判断した場合に勧告と合わせて出す。勧告に拘束力はないものの、世界に広く危機を知らせる意味合いがある。移動や貿易の制限で、関係国が経済的な打撃を受ける場合もある。
今夜11時から記者会見するのに緊急事態宣言ではないらしい
WHO、新型肺炎で記者会見へ
1/29(水) 21:10配信時事通信
【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は29日、ジュネーブの本部で同日午後3時(日本時間同11時)に、新型コロナウイルスによる肺炎の現状について記者会見を開くと発表した。
WHOの広報担当者は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言するための緊急委員会は開いておらず、現状説明のための会見だと話した。
WHOは23日、緊急事態の宣言見送りを決めている。ただ、WHOのテドロス事務局長はその後、北京入りし、中国の習近平国家主席と28日に会談したばかりだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000125-jij-int