2022年北京五輪、新型コロナに対応しつつ準備着々
2022年北京五輪、新型コロナに対応しつつ準備着々中国河北省張家口市崇礼で、2022年の北京冬季五輪まであと1000日間であることを記念して行われたイベント。(2019年5月11日撮影、石家荘=新華社記者/邢広利)
【新華社北京2月19日】2022年の北京冬季五輪・パラリンピックまであと2年を切り、新型コロナウイルスの発生により大会準備が危ぶまれたが、予定通りに全ての準備が進められた。
2022年の北京冬季五輪・パラリンピック組織委員会(BOCOG)は17日、五輪開催に向けて国際オリンピック委員会(IOC)とのビデオ会議を行った。
2022年北京五輪、新型コロナに対応しつつ準備着々北京の競技地区にある国立スピードスケート競技場、通称「氷糸帯」。建設工事は順調に進められており、予定では2022年の北京冬季五輪のテストイベント会場に使用される。(2019年12月31日撮影、北京=新華社記者/鞠煥宗)
IOCのトーマス・バッハ会長はBOCOGに書簡を送り、北京五輪が影響を受けることはないと確信しているとの考えを表明。IOCメンバーのフアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア氏は、感染拡大を抑える中国の取り組みを高く評価し、中国のそうした取り組みが成功することを確信していると話した。BOCOG執行副会長を務める北京の張建東(ちょう・けんとう)副市長は、BOCOGはサマランチ・ジュニア氏やクリストフ・デュビ五輪統括部長ら、IOCの主要関係者とは密に連絡を取りながら、重要な最新の情報をIOCに逐次報告していることを明らかにした。
一方、北京延慶区では国家スライディングセンターの建設工事が春節(旧正月)の間も休むことなく続けられた。
2022年北京五輪、新型コロナに対応しつつ準備着々北京の競技地区にある国立スピードスケート競技場で働く建設作業員ら。工事は順調に進められており、予定では2022年の北京冬季五輪のテストイベント会場に使用される。(2019年12月31日撮影、北京=新華社記者/鞠煥宗)
延慶区の競技開催地区にある国家アルペンスキーセンターでは、建設作業員と運営チームが2日間の短い休みを取った後、コースと雪質が五輪の基準を満たしていることを確認するため現場に復帰。気温、日光、風速が雪とケーブルカーに及ぼす影響についてのデータ収集も行われた。
国家アルペンスキーセンターの建設を請け負った企業の担当者によると、作業員らは毎日体温を測り、マスクを着用している。オフィス、カフェテリア、寮、シャトルバスでは消毒を徹底し、北京に戻っていた出稼ぎ労働者らは、必要に応じて隔離されている。
同じく、北京の競技開催地区の国家スピードスケート競技場、通称「氷糸帯(アイス・リボン)」の建設現場でも厳重な管理が行われている。
北京と結ぶ高速鉄道が開設されたおかげでスキー人口が昨年より倍増した張家口市内では、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために春節前にすべてのスキーリゾートが一時的に閉鎖されたが、競技地区の崇礼では、ハーフパイプ代表チームが北京五輪に備えるために密苑雲頂楽園でトレーニングを実施。他の代表チームも、新型ウイルスの流行を受け、非公開で練習を続けている。