中国、今年の経済成長率目標掲げず
-「巨大な不確実性」で
5/22(金) 9:41配信
(ブルームバーグ): 中国は2020年の国内総生産(GDP)成長率を巡り数値目標の設定を見送った。北京で22日開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の冒頭で李克強首相が政府活動報告を行い明らかにした。
李首相は「今年の経済成長に特定の目標を設けない」理由に「新型コロナウイルス感染症(COVID19)のパンデミック(世界的大流行)と世界経済・貿易環境に関する巨大な不確実性」を挙げた。全人代は新型コロナ感染拡大の影響で開催が約2カ月遅れていた。閉幕は28日で、例年より開催期間が短縮された。
政府が公表した20年の主な経済目標についての声明によれば、財政赤字は対国内総生産(GDP)比で3.6%強とする計画。前年目標は2.8%だった。
都市部の雇用を900万人余り増やし、調査に基づく都市部失業率を6%前後とする方針。地方政府の特別債を3兆7500億元(約56兆7000億円)発行する予定。19年の発行枠(2兆1500億元)から増えるが、エコノミスト予想(最大4兆元)は下回った。
新型コロナ対策としての国債は1兆元を発行する。消費者物価指数(CPI)の年間上昇率目標は約3.5%。
金融政策に関する政府の表現は基本的に変わらず、スタンスは引き続き「穏健」「柔軟」「適切」だとしている。英語での報告書によると、「実体経済を直接刺激」する新たな金融政策手段が開発される。(後略)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200522-08074181-bloom_st-bus_all
