米国FDAが福島原発処理水海洋放出を科学評価「安全への影響はない」
https://www.fda.gov/news-events/public-health-focus/fda-response-fukushima-daiichi-nuclear-power-facility-incidentFDA (英語)2021年4月14日
米国FDAが福島原発処理水海洋放出を科学評価「安全への影響は全くない」

米国FDAが福島原発処理水海洋放出を科学評価「安全への影響はない」
トリチウムのみが残る
セシウムやストロンチウムなどの有害な放射性核種を除去するために高度液体処理システム(ALPS)で処理され、軽度の放射性で害の少ない同位体であるトリチウムのみが残ります。※告示濃度以上のものはトリチウムのみ
今回放出決定されたのは原発由来の産業排水ですが、約2年後の放出時にはWHOの【飲料水基準】を下回るトリチウム濃度になります。
また、WHOの水質ガイドラインをみれば、その他の放射性物質も飲料水に微量ながら含まれることがあり、その場合でも基準以下なら問題ないというのは世界の常識です。(「燃料棒に触れている」と主張する者がいるが、核燃料再処理施設での排水と考えれば同じこと)
トリチウムは、消費された場合、人間と動物の健康リスクが非常に低く、海洋放出での希釈効果により、さらに最小限に抑えられます。加えて、FDAは、福島の事故による放射性核種が安全でないレベルまたは公衆衛生上の懸念をもたらすレベルで米国の食品供給に存在するという証拠を見いだせず、処理水の海洋放出は日本の水産物および米国国内から輸入された食品の安全性に影響を及ぼさないと考えています。
たとえば、2012年に全米科学アカデミー(PNAS)の会議で発表された研究では、2011年8月にカリフォルニア沖のレクリエーショナルフィッシャーマンが捕獲した太平洋クロマグロの福島関連汚染のレベルが非常に低いことが報告されました。FDAがこの研究を精査した結果、汚染のレベルは、健康上の懸念があるかどうかを判断するためにFDAにさらなる調査をするよう促すレベルよりも約300分の1程度低いと判断しました。