村田製作所は2022年3月期中に安全性に優れた次世代電池「全固体電池」を量産する。野洲事業所(滋賀県野洲市)に量産ラインを設置し、イヤホンなどのウエアラブル端末向けに供給する。ソニーから買収したリチウムイオン電池技術に、主力の積層セラミックコンデンサー(MLCC)で培った積層技術などを使って大容量化を実現した。ただ、新規市場を開拓する一方で、課題だった電池事業の黒字化は当初目標から先送りされる見通しだ。 
2021年4月30日 8:00 [有料会員限定]
https://www.nikkei.com/article/
全固体電池のメリット
●発火のリスクが低い。
可燃性の高い電解液を使わず、固体電解質が燃えにくいものであれば、発火のリスクが小さくなります。
●超急速充電が可能になる。
大きな電力で充電する際、発熱リスクがあまり問題でなくなることから、超高速の急速充電に対応しやすいとされています。
●エネルギー密度が高い。
さまざまな研究発表などの状況から、既存のリチウムイオン電池よりもエネルギー密度が高い、つまり、小さな電池に大きな電力を蓄えることができると期待されています。
●幅広い温度域で安定して性能を発揮できる。
温度によって性質などが影響されにくく、充放電時の内部抵抗を低減できる固体電解質が開発できれば、氷点下の低温や水沸点(100℃)に近い高温でも性能の低下が起こりにくいとされています。
●劣化しにくく長寿命。
現状のリチウムイオン電池では、電解質の劣化(分解)や電極活物質の劣化などの「副反応」によって劣化しやすい特性がありますが、固体電解質では副反応が起こりにくく、より長寿命の電池が実現できることが期待されています。
早く売ってくれ〜