『南茶并序』親筆本発見、韓国の茶文化研究の助けに
朝鮮後期の士大夫たちが韓国茶に対して抱いていた誇りや、茶聖・草衣禅師が茶文化の中興に及ぼした影響などを知ることができる資料が発見された。
東アジア茶文化研究所のパク・ドンチュン所長は、5月30日に東国大で 開かれた韓国仏教学会学術大会で、「クムリョン・朴永輔(パク・ヨンホ)の『南茶并序』研究」と題する論文を発表¥した。パク所長が最近発見した『南茶并 序』親筆本は、朝鮮後期の儒学者、クムリョン朴永輔(1808−72)が草衣禅師に送ったものとされる。朴永輔は1830年11月に「南茶(草衣禅師が 作った茶)」に魅了され、20韻からなる長詩を詠み、草衣禅師に送った。朴永輔の師匠である紫霞・申¥違(シン・ウィ)はこの詩を基に、自身の所感を盛り込 んだ『南茶詩并序』を著した。
朴永輔は、この詩文で韓国の茶を激賞し、誇りをこう綴っている。「東国産茶茶更好/名如芽出初芳妍(わが国で作られる茶はよりうまく/茶の芽のよ うにほのかに香ばしい)」「古有飲茶而登仙/下者不失為清賢(かつては茶を飲めば神仙となり/神仙たりえなかった人々も清賢の感を忘れなかった)」という 一節では、茶を飲めば心の乱れがなくなり精神が清らかになるという茶道観が表¥現されている。パク所長は「秋史・金正喜(キム・ジョンヒ)や紫霞・申¥違らは 茶に対する熱意が高く、韓国茶の価値を理解していた。茶が持つ徳がソ¥ンビ(学者)の学問的趣向や修身の助けになるとしていた」と説明した。
朴永輔は、全羅南道の康津と海南を最高の茶の産地として挙げ、「一去投種遂如捐/春花秋葉等
사진 제공=동아시아차문화 연구소 박·돈틀 소장