別の意味で万歳。
韓国、来年の最低賃金が9160ウォンに決定。ムン・ジェイン政権の5年で約42%の引き上げに自営業者からは悲鳴
2021年07月13日 カテゴリ:経済 コメント:(50) タグ: 最低賃金 韓国経済来年度時間の最低賃金が今年より5.1%上昇した時間9160ウォンに決定した。来年の最低賃金が9160ウォンに決定。
最低賃金を審議・議決する社会的対話機構である最低賃金委員会は12日夜、第9回総会で来年度の最低賃金を9160ウォンで議決した。
これは今年の最低賃金(8720ウォン)より440ウォン(5.1%)高い金額である。来年度の最低賃金の月換算額(月の労働時間209時間)は191万4440ウォンだ。
来年度の最低賃金引上げ率を単純計算すると5.046%であって、5.0%と見ることができますが、最低賃金委は5.1%で統一を要請した。 (中略)
公益委員幹事のクォン・スンウォン淑明女子大教授は来年度の最低賃金議決直後の記者たちと会って、「今年(コロナ19事態に)いくつかの困難があるだろうが、来年には景気が正常化されて回復される可能性を考慮すべきではないか……」と述べた。 (中略)
しかし、使用者委員は、来年度の最低賃金が過度に高い立場だ。
ユーザー委員はこの日、退場して「今回の最低賃金決定に派生されるすべての問題の責任は経済の現実を無視したまま利己的な闘争だけ重ねた労働界と人々に同調した公益委員がなければならないだろう」と警告した。
(引用ここまで)
今年の最低賃金に比べて440ウォン、5.046%の引き上げになるのですが、なぜか最低賃金委は「5.1%の引き上げと表記してほしい」と求めたとのこと。
労組側に少しでも引き上げ幅を大きく見せたいという意向があるのでしょうね。
ここ5年の引き上げ幅はこんな感じ。括弧内は引き上げ幅。
・2018 7530 (16.4%)
・2019 8350 (10.9%)
・2020 8590 (2.9%)
・2021 8720 (1.5%)
・2022 9160 (5.0%)
ムン・ジェインの公約では2020年までに1万ウォンに達成させるとのことだったのですが。
最初の2年で約30%も引き上げて自営業者、中小企業が呼吸もできないほどの状況だったために2020年ではヘタレ、さらに去年はコロナ禍で過去最低の引き上げ幅となったのでした。
その反動もあって引き上げはされるであろうと予想されていたものの、5%もの引き上げ幅は意外だと受け止められている模様。
そしてもちろん、中小企業や自営業者は反発しています。
それでなくても現状は厳しいのに、まだここから5%も上げるのかと。
[最低賃金9160ウォン]中企・小商工人」みじめと怒り...副作用の責任を負うべき」(イーデイリー・朝鮮語)
5年で40%以上の引き上げになってます。
この何年かで「従業員のいる自営業者」ががんがん減り、その数字を糊塗するために高齢者層の公的機関でのアルバイトをアホほど増やしてきたわけですが。
まあ、そろそろ限界かなぁ。
2021年の最低賃金がどうなるとムン・ジェインは半ばで政権を降りるのですから、知ったこっちゃないっていう部分でもある。
本来であれば最低賃金を1万ウォンにするという公約を果たしたかったのでしょうが、状況がそれを許さない中でぎりぎりのところを狙って数字……という感じでしたね。