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国から札幌市へのワクチン供給量減で医療機関への配送見直し
7月13日 12時06分
新型コロナウイルスのワクチン接種について、札幌市は、国から配分される来月前半の供給量が1割減らされたことを受けて、今週末以降、個別接種を行う医療機関へのワクチンの配送計画を見直すことを明らかにしました。
厚生労働省は来月2日と9日の週に全国の市区町村に配送するファイザーのワクチンについて、12日夜、配分を通知し、札幌市では一定量を超える在庫があると見なして、人口に応じて割り当てる「基本計画枠」の量を114箱から103箱に1割、1人2回の接種に換算しておよそ6400人分削減しました。
これを受けて札幌市は13日午前、記者会見を開き、来月以降の供給量が想定よりも減少する見込みになったとして、個別接種を行う医療機関へのワクチンの配送計画を見直すことを明らかにしました。
具体的には、▽今月16日から25日までは配送を見合わせ、▽今月26日以降、9月いっぱいまでは、各医療機関の接種実績を踏まえ発注数に上限を設けることとし、在庫量を上回る予約がある医療機関には必要に応じて、予約の変更やキャンセルを依頼するとしています。
札幌市ワクチン接種担当部の柏原理担当部長は「市として体制の増強を進め、いいペースで進んでいたが、供給量に応じて体制を構築するように国の方針が変わり、医療機関や市民にご迷惑をかけ大変申し訳ない。接種計画に影響が出ないよう、道の裁量で分配できる『調整枠』で供給を確保できるよう努めたい」と述べました。
【道が「調整枠」配分検討へ】
厚生労働省は、通知で、12歳から64歳の人口に応じて割り当てる「基本計画枠」について、▼今月4日までに配送したワクチンの量と、▼今月8日時点の「VRS」=ワクチン接種記録システムのデータを照らし合わせた結果、札幌市では一定量を超える在庫があると見なし、配分を114箱から103箱に、1人2回の接種に換算しておよそ6400人分減らしました。
また、希望量が基本計画枠の量を下回ったとして、道内18の市町村についても配分を減らしました。
一方、厚生労働省は、道に対し、これら削減した分を含めた90箱、1人2回の接種に換算しておよそ5万2600人分を、都道府県が調整を行う「調整枠」として配分するとしていて、道は14日午後までに市町村への配分を決定し、示すことにしています。
道によりますと、来月2日と9日の週に国から供給されるファイザーのワクチンは、道内の自治体が希望している982箱に対し、「基本計画枠」と「調整枠」を合わせても436箱と半分以下にとどまっていて、道は、市町村の接種状況などを踏まえ、配分を検討することにしています。