中国、アフリカ産の乾燥トウガラシを初輸入
中国、アフリカ産の乾燥トウガラシを初輸入【新華社長沙8月5日】中国湖南省の長沙税関は4日、ルワンダ産乾燥トウガラシ200キロの入境貨物検査検疫証明を発行した。中国がアフリカから乾燥トウガラシを輸入するのは今回が初めてとなる。
輸入元の貿易会社、湖南国開国際発展の余健(よ・けん)董事長によると、ルワンダ企業との契約に基づき、今後5年間で乾燥トウガラシ5万トンを輸入する。人民元での決済が可能だという。
中国は世界最大のトウガラシ消費国で、国内需要が高い。今年上半期(1~6月)の乾燥トウガラシの輸入量は前年同期比45.6%増の11万9900トンだった。中国が乾燥トウガラシの輸入を許可している国は、ルワンダを除いて7カ国のみとなっている。
同社は2019年に同省で開かれた第1回中国・アフリカ経済貿易博覧会で、ルワンダ企業と乾燥トウガラシの購入契約を締結。ルワンダ企業は直ちに中国への輸出を申請した。今年3月、両国政府がルワンダ産乾燥トウガラシの中国向け輸出に関する二国間協定を結び、7月には中国税関総署が検査検疫の基準を満たすルワンダ産乾燥トウガラシの輸入を許可すると発表した。ルワンダは、アフリカで最初に中国への乾燥トウガラシ製品の輸出が許可された国となった。
余氏によると、ルワンダの気候はトウガラシ栽培に適しており、二期作や三期作で栽培できるためコストが低く抑えられる。取引先に試供品を配ったところ「評判は良好」だったことから「将来の見通しは明るい」との考えを示した。一方、ルワンダのサプライヤーも「当社にとって良好な市場を得るチャンス。農家の人にも持続可能で信頼できる市場を提供できる。販売量が増えることで、農家の収入安定につながる。両国間の貿易拡大にも寄与するだろう」と語った。
税関の統計によると、今年上半期の中国とアフリカの貿易額は前年同期比31.2%増の7583億1700万元(1元=約17円)だった。