「妻に有罪判決が出たチョ・グクは安重根と同じ」と意味不明な擁護をする韓国の元法相……まだ大統領候補として勝機があると見ているのか
チョ・グク元長官の家族を安重根に例えた秋美愛前長官「安重根、日本に死刑執行され…」(中央日報)
共に民主党大統領候補の秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官がチョ・グク元法務部長官の妻・チョん・ギョンシム東洋(トンヤン)大学教授の2審判決を批判する過程で、チョ元長官一家を安重根(アン・ジュングン)義士に例えた。
秋前長官は15日、聯合ニュースとのインタビューでチョん教授の控訴審判決について「今になってチョ・グクの件を埋もれさせようと言うなら、何のために政治をし、何のためにろうそく広場に出てきたのか」とし「(今回の捜査は)改革抵抗勢力の意図と計算で行われたもので、すべて改革すべき課題」と指摘した。
また、「安重根が伊藤博文を狙撃し、日本の裁判官の裁判を受けてテロリストとされて死刑執行されたが、そんな終わりを迎えたから日本の支配を受け入れて協力しようというのと同じだ」と強く批判した。
(引用ここまで)
チュ・ミエ元法務部長官(法相に相当)は大統領予備選に名乗りを上げたものの、次期大統領候補のうち支持率は2%ほど。
ユン・ソンニョル(ソクヨル)前検察総長、イ・ジェミョン京畿道知事、イ・ナギョン元首相ら3人ていどは調査によってだいぶ数字の揺らぎがあるのですが。
チュ・ミエへの支持率はここのところ、どの調査でも2%ていど。
まあ、ザ・泡沫候補ってところです。
政治家としてなんかやったかっていったら、なにもやっていない。
法務部長官時代にユン・ソンニョル検察総長と徹底的にやりあって、負けて更迭されたというだけの人物。
むしろ、大統領候補として出てきたらユン・ソンニョルの支持率を上げるのではないかという危惧があるくらいですからね。
それと息子の軍からの脱走を手伝ったという疑惑もあるので「韓国の非公正さ」を代表するひとりともいえるかな。
というか党代表時代に「NAVERニュースへのコメントが与党側に不利なものばかりでおかしい」として、藪をつついて「ドルイドキング事件」という大事件を世の中に引っ張り出した張本人でもありますね。
……こうして並べてみると、与党にとってろくなことやってねえな。
今回の「チョ・グクは安重根と同じ」って擁護もなにを言ってんのか理解できないし。
光復節(終戦記念日)だったので気分として言ってみただけって感じ。
それでも辞退するでもなく大統領予備選に居座り続けるのは、大統領候補でいればこうして発言があるていど注目される。次の次を狙っている部分があるのでしょう。
それともうひとつ、こうしてチョ・グクを擁護することでムン派の票を期待している。
一応、チュ・ミエはムン派なのですよ。
出馬時に「わたしの役目はろうそく集会に再点火することだ」とか言ってました。
ムン派であることに勝機があると見て出馬したのでしょうけどね。
ただ、チョ・グクへの擁護は非ムン派であるイ・ジェミョンもやっているほど。
ムン派の票をあてにしているのはチュ・ミエだけではないということです。
そのあたりを見ても、まだチョ・グクの政治生命は終わっていないのだなぁ……と感じますね。
まあ、チョ・グクの妻に実刑判決が出た二審でも「チョ・グクは共謀犯」として認定されているので、風前の灯火であるとは思うのですが。