投票日から50日前でも優劣の入れ替わる韓国大統領選……有権者からは「どっちもいやだ」との声。鍵を握るのはあの人たち?
2022年01月18日 カテゴリ:大統領選挙2022 コメント:(42)3月の韓国大統領選が50日後に迫ったが、勝者を予測できない五里霧中の情勢が続いている。
革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事と保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長の支持率が伯仲するなか、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が年明けから支持を伸ばし、最近の世論調査では「2強1中」の構図となっている。
過去の大統領選と違い、今回は50日前になっても支持率1位が定まらない混戦模様で、「こんな大統領選は初めて」との声も聞かれる。 (中略)
過去の大統領選では、この時期に支持率1位の候補がほぼ勝利していた。 (中略)
12年の大統領選では朴槿恵氏が大半の世論調査で支持トップに立ち、文在寅氏と安哲秀氏が候補を一本化したものの朴氏に及ばなかった。李明博(イ・ミョンバク)氏が当選した07年の大統領選でも、李氏は世論調査で安定して1位を保っていた。
例外は盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏が当選した02年の大統領選だ。李会昌(イ・フェチャン)氏が圧倒的な支持率1位だったが、投票の約1カ月前に盧氏が鄭夢準(チョ~ン・モンジュン)氏との一本化に成功し、逆転勝利を収めた。
大統領選の行方を見通せない最大の理由として、専門家は候補本人や家族を巡るスキャンダル、すなわち「候補リスク」を挙げる。李氏は城南市長時代の都市開発を巡る不正事件、尹氏は妻の経歴詐称が代表的だ。与野党は互いに相手候補のこうしたスキャンダルを追及している。
過去の大統領選では、地域や世代などによって有権者の票が保革のどちらか一方に流れる傾向がみられたが、今回はこうした候補リスクのため変動性が非常に高まっていると分析される。
(引用ここまで)
大統領選まで残り50日。
投開票は3月9日ですが、いまだに混沌としている状況。
ノ・ムヒョンが当選した2002年の大統領選挙から延々と見てきていますが、50日前でこんなんなっているの記憶にないですね。
記事中にあるようにノ・ムヒョンとチョ~ン・モンジュンが一本化に成功した際には1ヶ月前に情勢が変化しましたが。
それ以降はイ・ミョンバク、パク・クネ、ムン・ジェインがそれぞれ順当勝ちでした。
それぞれ、あるていどの政策論争はありましたが、まあ……事前にもう決まっている状況だった感じ。
イ・ミョンバクはノ・ムヒョン政権のひどさの反動で経済に強い大統領が求められていたし、リーマンショックを経験したとはいえども経済の復活が早かったためにパク・クネにバトンが受け継がれたという部分もあります。
ムン・ジェインはろうそくデモで確定していたも同然。
各社の支持率はユン候補が微妙に勝ってるものの、ほとんどが誤差範囲内。
比較的引用されることの多いリアルメーターの調査ではこんな感じ。
ユン 40.6%
イ 36.7%
先日発表されたムン・ジェイン政権の支持率が42.2%だったので、それ以下。
次期大統領の支持率が現在の大統領よりも低いという、韓国ではあり得ない事態になってますね。
そしていまだに「政権交代してほしい」という回答が50%を越えているのですが。
ユン候補もそこまで支持率を伸ばせていないっていう。
本当に「どの候補にも入れたくない」という気分が伝わってきますわ。「どの候補もいやだ」ってされていたのは9月でしたが、そこからずっとそのまま。
ここのところのアン・チョルスの支持率上昇具合も同じ要因なのでしょうね。「あのふたりに入れるくらいならまだアン・チョルスのほうがいい」っていう。
いまだに親ムン派はイ・ジェミョンを支持していない人が多いようですが。
親ムン派がキャスティングボートを握ってますね。
たとえば親ムン派が「ユン候補が当選したら牢獄入り」と考えるようならイ・ジェミョンになるかなぁ……といったところです。