韓国は日本の電気不足を「未開」と笑ってたのに、自国の予備率が7%になって我に返る
2022年07月08日 06:30 経済一般
電力需要が歴代最高値を記録・・ブラックアウトの影が近づく
2022.07.07 19:45史上初の6月の熱帯夜などでいつもより早い蒸し暑さが続く7日、2018年の最悪の猛暑のときに記録した歴代最大の電力需要を更新した。そうでなくても例年を上回る暑さにも関わらず、予備電力が十分でないために、2011年9月のときと同じように予備電力が0になるブラックアウト(大停電)の悪夢が再発しかねないという懸念まで出ている。
韓国電力取引所は同日午後5時に9万2,990メガワット(MW)の歴代最大電力需要を記録したと発表した。この日の最大電力需要はこれまで最大値だった2018年7月24日の9万2,478MWを512MW上回る歴代最大値だ。
産業通商資源部が電力需要のピークと予想した8月の第2週の最大電力需要予測値(9万1,700~9万5,700MW)を1ヶ月以上早く到達したわけだ。
電力取引所側は「韓半島に高温多湿の気流が流入したことで全国のほとんど地域に猛暑特報が発令され、体感温度が33~35度を超えるなど蒸し暑さと熱帯夜が続き、冷房による需要が急増した」とし、「更に曇り空のために太陽光発電が減少し、発電しなければならない電力量が増えた」と分析した。
パ/ク・イルジュン次官「最悪の場合、循環停電になる可能性も」
一部では、最大電力需要のピークが政府の予想より1ヵ月以上早いことについて、2回目のブラックアウトの可能性を予想されている。
同日午後5時の予備電力は6,726MWで、予備率は7.2%だった。安定供給のためには予備率を10%以上で維持しなければならず、予備率が低くなるほど電力需給に対する不安感が大きくなる。
特に気象庁は、最も蒸し暑かったとされる1994年と2018年と同じくらい今夏が蒸し暑くなると予想を出した上に、暑さが想定より長くなる可能性があると見ている。
ブラックアウトは2011年にあった。秋夕(=旧暦の8月15日)の連休直後の 2011年9月15日、猛暑のために急増した電力使用量に耐えられず、電力当局が地域別に順番に電力供給を一時停止した。その過程で全国的にブラックアウト事態が起きた。信号機が消え、道路が麻痺し、工場が止まるなど数百万世帯が被ガイを受けた。
産業通商資源部のパ/ク・イルジュン第2次官は、前日にソウル経済が主催した第15回エネルギーセンリャクフォーラムで「電力需要が集中する来月第2週の電力予備率は5%台まで低下する可能性がある」とし、「電力供給がままならない最悪の事態が発生した場合、2011年に出した循環停電カードを再び取り出さなければならないかもしれない」と述べた。
ただ、政府はまだ電力需給状況が予測の範囲内であるために問題はないという立場だ。産業部の関係者は「まだ大きな問題ではない状況」とし、「気象庁の天気予報を注視しながら非常事態に備える」と説明した。
とはいえ猛暑が続けば、現在としては事実上これといった解決策がない。ある発電機関の関係者は「電力供給量は短時間で調整するのは容易ではない」とし、「猛暑が続いた場合、結局は電気を使わないか少なく使うか位しか、これといった対策がない」ともどかしそうに語った。