イラン、英大使館のイラン人職員8人
を拘束 対決姿勢一段と
2009.6.28 17:41 このニュースのトピックス:イラン
【カイロ=村上大介】イランのファルス通信は28日、在イラン英国大使館のイラン人職員8人が大統領選後の騒乱に関与したとして拘束されたと報じた。「8人は混乱を扇動する積極的な役割を果たした」としている。当局は、選挙の「不正」を糾弾する改革派の抗議デモの背後に「米欧の干渉」があると非難しており、とりわけ英国に対しては非難を強めている。
イラン国営通信が27日に報じたところによると、同国のアフマディネジャド大統領は、「西側が内政干渉を後悔するよう、決定的な対応をする」と発言した。
イランは21日、英BBC放送のテヘラン支局長を国外退去処分とした。一方、ブラウン英首相は23日、駐イラン英外交官2人が国外退去を命じられたとし、イラン外交官2人にも退去を命じたと発表¥した。今回のイラン人職員の拘束で、両国の関係がさらに険悪化するのは必至だ。
イラン指導部は「外敵」を強調し、国内の不満をそらそうとする情報宣伝を続けているが、最高指導者ハメネイ師が英国を名指しするなど、非難の矛先が英国に向かっている。米国と異なり、外交関係のある英国は標的にしやすい面もあるとみられる。
一方、大統領選結果を最終的に承認する護憲評議会が27日、選挙の最終報告書を作成する特別委員会に、落選候補の陣営も参加するよう呼び掛けたが、改革派のムサビ元首相は27日、参加を拒否すると表¥明した。
ムサビ氏は声明で、特別委員会の公平性を疑問視したうえで、「選挙結果を無効にするのが最も適した方法だ」と改めて再投票を主張した。もう1人の改革派候補、カルビ元国会議長の陣営も同委員会への参加を拒否するとウェブで声明を出した。
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090628/mds0906281742002-n1.htm
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