独立行政法人の水産総合研究センターは30日、東大、九州大と共同で行っているクロマグロの全遺伝情報(ゲノム)の解読が、年内に完了する見通しになったと発表¥した。
成功すれば、クロマグロの解読は世界初となる。成長の早さや病気への耐性などに関する遺伝子を特定して品種改良に生かし、成長が早く、病気にも強い養殖向けのクロマグロを今後10年以内に作り出したい考えだ。
高級魚の代表¥である天然クロマグロは、世界で漁獲量が減少している。一方で、国内の養殖クロマグロの生産量は2008年度に約8000トンと、3年前より5000トンも増えた。ゲノム解読による品種改良が進めば、養殖の増加を後押ししそうだ。クロマグロが世界のどの海域で取れたか、産地を判別することに役立てることもできるという。
同センターによると、魚介類の消費が急増している中国が近年、水産物のゲノム解読に力を入れている。同センターは「日本の代表¥的な魚であるクロマグロで先を越されるわけにはいかない」と、急きょ4月から大学と共同で解読に着手。すでに50〜60%の解読を終えた。解読後は特許の取得を視野に入れている。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090701-OYT1T00028.htm
期待しているよ。